フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち

手紙を書く夫人と召使い

　「フェルメール展　光の天才画家とデルフトの巨匠たち」が東京都美術館で開催されています。有名と希少価値に弱いです。贋作、盗難とスキャンダラスなところも気に入っています。何年か前『真珠の耳飾の少女（青いターバンの少女）』が京都に来たときも見に行きましたが、どうも関西での開催は無いようで、東京まで見に行くか！です。
　というわけで、作品リストを作ってみました。★印が今回出品の7点です。『絵画芸術』の出展中止、代わりに『手紙を書く婦人と召使い』出展と人類の遺産ですからなかなか厳しいようです。
美術館も『記念シンポジウム』『親子鑑賞会』『記念映画会』があったり力が入っています。映画ですが、「真珠の耳飾りの少女」（2002年米）と「オランダの光」（2003年、オランダ、ドキュメンタリー）が上映されるとか。ディスカスにあるようなので借りてみようかと思います。同じオランダの巨匠でレンブラントがいますが、こちらも『夜警』が映画化されていますね、観るか。
フェルメール（Johannes Vermeer　1632年-1675年）

【1650年代の作品】
聖プラクセディス（バーバラ・ピアセッカ・ジョンソン・コレクション）
マルタとマリアの家のキリスト（スコットランド国立美術館）★
ディアナとニンフたち（デン・ハーグ、マウリッツハイス美術館）★
取り持ち女（ドレスデン美術館）
眠る女（ニューヨーク、メトロポリタン美術館）
窓辺で手紙を読む女（ドレスデン国立絵画館）
小路（アムステルダム国立美術館）★
兵士と笑う娘（フリック・コレクション、ニューヨーク）
牛乳を注ぐ女（アムステルダム国立美術館）
ぶどう酒のグラス（ベルリン国立美術館）
ワイングラスを持つ娘（ブラウンシュヴァイク（ドイツ）、ヘルツォーク・アントン・ウルリッヒ美術館）★

【1660年代の作品】
中断された音楽の稽古（ニューヨーク、フリック・コレクション）
デルフトの眺望（マウリッツハイス美術館, ハーグ）
音楽の稽古（王室コレクション, バッキンガム宮殿）
青衣の女（アムステルダム国立美術館）
天秤を持つ女（ワシントン、ナショナル・ギャラリー）
水差しを持つ女（ニューヨーク、メトロポリタン美術館）
リュートを調弦する女(ニューヨーク、メトロポリタン美術館)★
真珠の首飾りの女(ベルリン美術館)
手紙を書く女(ワシントン、ナショナル・ギャラリー)
赤い帽子の女(ワシントン、ナショナル・ギャラリー )
真珠の耳飾の少女（青いターバンの少女）（デン・ハーグ、マウリッツハイス美術館）
合奏(ボストン、イザベラ・スチュアート・ガードナー美術館)
フルートを持つ女(ワシントン、ナショナル・ギャラリー )
絵画芸術(ウィーン、美術史美術館)
少女(ニューヨーク、メトロポリタン美術館 )
婦人と召使(ニューヨーク、フリック・コレクション )
天文学者(パリ、ルーヴル美術館 )
地理学者(フランクフルト、シュテーデル美術研究所)
レースを編む女(ルーヴル美術館)
恋文 (アムステルダム国立美術館)

【1670年代の作品】
ギターを弾く女(ロンドン、ケンウッド・ハウス )
手紙を書く婦人と召使(ダブリン、アイルランド国立絵画館)★
信仰の寓意(ニューヨーク、メトロポリタン美術館 )
ヴァージナルの前に立つ女(ロンドン、ナショナル・ギャラリー )
ヴァージナルの前に座る女(ロンドン、ナショナル・ギャラリー )
ヴァージナルの前に座る若い女(個人)★

　
ワイングラスを持つ娘　　　　　　　　　　　　　リュートを調弦する娘
　
ヴァージナルの前に座る若い女　　　　　　　小径
　
マルタとマリアの家のキリスト　　　　　　　　ディアナとニンフたち
画像は今回出展の7点です。