ガソリンが98円/1リットル 需給のバランス [日記(2008)]
ガソリン価格が100円を切ってしまいました。netでしらべると面白いグラフがあったので掲せます。
150円はベラボーな価格ですが、一時的にしろ98円は安すぎるかもしれません。100円のラインは1998年、1980年、1976年にありますね。
ものの値段は需給のバランスで生じますから、原油が上がったからと云って小売価格に反映させると需要は落ちます。ガソリンが150円もすれば、外出を控えたり電車で出かけたり、燃費のいい車に替えたりしてガソリンの消費を押さえますよね。需要が落ちれば供給過剰となって価格は下がるという『価格メカニズム』が働きます。これを『神の見えざる手』とすればアダム・スミスとなるわけです。
一方、価格が下がるとOPECは減産しますよね。埋蔵量に限界があるなら、誰だって市場価格が安いときは生産を控えます。供給が減れば価格は上昇し、需給のバランスは取れることとなります。
考えてみれば、価格とは不思議なものです。
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