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高橋をうならせたら50万 ~手帳の話~ [日記(2008)]

 『高橋をうならせたら50万』、手帳大賞の募集広告です。

主催は高橋書店、13回目だそうで去年も見ました。名言・格言部門と商品企画部門に分かれていて、審査員は泉麻人(コラムニスト)・椎名誠(作家)・黛まどか(俳人)だそうです。年末ですからタイムリーな企画ですね。
ちなみに、昨年の名言・格言部門の大賞は

『努力したら、できるように産んである。』

だったそうです。

 手帳と云うと勝手に想像が膨らんでしまいます。30年以上サラリーマンやってますから、30冊以上の手帳を使ったことになります(電子手帳に替えたので、20冊?)。異動するたびに、名刺の箱と過去の手帳だけは運んでいました。

 紙の手帳から電子手帳に乗り換えて10年ほど経ちますが、どんな素晴らしい手帳が登場しても、最早紙の手帳には戻れませんね。この時期、書店に手帳コーナーを見ると毎年同じ思いがします。で、手帳とは何か?を考えてみます。

 いろんな手帳を使ってきましたが、私の定番は、見開き1ヶ月、1段が1週間の手帳でした。ルーズリーフ式で、中身を毎年入れ替える何の変哲もないものですが、これが一番使い易い手帳でした。これにスケジュールを書き、メモ代わりにポストイットを貼り付けて使います。要件が終わればメモは捨てます。手帳とこの方式が結構気に入っていたのですが、Palmを使いだして、紙の手帳はあっさり捨てました。Palm1台ですべての用が足りるのです。Palmとzaurusが壊れて現在はスマートフォン(w-zero3[ed])です。

 SonyがPalmから撤退し、zaurusも凋落気味、日本の電子手帳市場は、かろうじてスマートフォンによって支えられています。何故sonyが撤退し、ザウルスが凋落し、日本の電子手帳市場が縮小したのでしょうか?。携帯が普及しスマートフォンが生まれた、これも答えでしょうが、スマートフォン市場もそれほど活況を呈している訳ではありません。紙の手帳 + 携帯 のビジネスマンが殆どだと思います。どうして普及しないでしょう。電子手帳のdataはパソコンと共有出来ますし、メモやテキストもパソコンのドキュメントに貼り付け可能ですから、出張報告や交通費精算もすぐ終わります。おまけに電話とメールが出来るのですから、最強のビジネスツールだと思うのですが。システム手帳が流行ったほど、電子手帳は普及しませんね。

 答えの一つはPalmやzaurusの機能を見ると分かります。
スケジュール、メモに加え、ビジネスマンなら必要だろうとword、ExcelにPDFViewerにパワーポイント、辞書に手書きメモ、メールインターネット、暇つぶし用にオーディオプレイヤー、果ては動画再生からカメラ、録音まで盛り込み、電子手帳本来の機能をおろそかにした結果ではないかと考えます。これでは、電子手帳、電子文具ならぬ、玩具です。
 これらの機能は、パソコンの相似形で、パソコンにできることは電子手帳にもできる程度で、実用とは程遠いものがあります。電子手帳が手帳であるためには、手帳本来の機能をもっと大事にすべきであると思うのですが。

 電子手帳本来の機能とは、スケジュール管理とメモです。Palmにしろzaurusにしろスマートフォンにしろ、(使った方はよくご存じなのですが)デフォルトのアプリケーションより使い勝手のよいフリーウェアやシェアウェアがあり、置き換える事が常識となっています。それほど電子手帳のスケジュール(予定表)の出来はよくありません。まるでフリーウェアを当てにしているかの様です。私も、palmもzaursuもスマートフォン(私の場合w-zero3[es])もフリーウェアに乗り換えて使いました。月間、週間、1日と、瞬時に表示が切り替え可能で便利です。時間が来たらアラームを鳴らすことは、紙の手帳には出来ませんね(^^;)。現在はw-zero3[es]にOffisnailDateを載せて、OutLookとシンクロして使っていますが、何の不満もありません。

 メモ帳は、項目別にフォルダ管理が出来ればいいわけですから、予定表ほど不満はありません。テキスト入力のし易さ、日本語変換の使い勝手で優劣の差ですね。qwerty配列のキーボードがあれば入力に不便はありませんし、Atokが入っていれば言うことなしです。

で、紙の手帳と電子手帳の独善的な比較をしてみました・・・
手帳.jpg

まぁ好きずきということでしょうか。


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