SSブログ

スパイ・ゾルゲ [スパイ・ゾルゲ ノート]

img064.jpg
 太平洋開戦前夜の昭和16年10月18日、大規模な『国際諜報団』事件が帝都東京を震撼させました。諜報団のリーダーはドイツのフランクフルター・ツァイシング紙日本特派員リヒアルド・ゾルゲ。ゾルゲはソヴィエトのスパイとして日本の政情を探り謀略を企ていたのです。事件は独逸大使館を巻き込み、ゾルゲの触手は近衞内閣の中枢にまで及んでいたこと次第に明らかとなります。検挙者は17名、参考人聴取は衆議院議員・犬飼健、近衞内閣嘱託・西園寺公一など数百に及びました。
 ゾルゲの諜報活動とは?そもゾルゲとは何者なのか?これが出発点です。

 目次というほどのことはないのですが、見取り図です。資料を集めながらですから、ゆっくり書いてゆきます。

前記
 ゾルゲ 引裂かれたスパイ(ロバート・ワイマント)
 国際スパイ ゾルゲの真実(NHK取材班・下斗米伸夫)
 映画 スパイ・ゾルゲ(篠田正浩)
 ゾルゲ追跡F.W.ディーキン、G.R.ストーリィ  2003 岩波現代文庫)[NEW]

1.年譜
 ゾルゲ年譜(日本での活動)

2.コミンテルン

3.諜報活動 上海

4.諜報活動 日本
 目的
 組織
 活動
 逮捕

5.尾崎秀実
 ゾルゲ
 思想
 逮捕

6.ゾルゲの無線機
7.まとめ

8.リンク

9.関連本

10.画像



nice!(1)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 6

Betty

最近読んだ書籍と平行して色々とソヴィエトの史実を調べたのですが「ゾルゲ」の名前が出てきました。
最後は日本で亡くなっているのですよね。
by Betty (2009-11-13 11:42) 

べっちゃん

ゾルゲはなかなか興味深い存在です。今時ゾルゲを話題にする人もいないでしょうし忘れられた存在ですが、エスピオナージを語るときに、ゾルゲは大きな存在です。
by べっちゃん (2009-11-13 21:31) 

さすらい日乗

ゾルゲは、歴史上最高のスパイの一人だと言われています。
佐藤優の『私が最も尊敬する外交官』で、元西ドイツ大使の吉野文六氏は、「ゾルゲはソ連のスパイですが、同時にドイツのスパイでもある二重スパイだったろう」と言っており、佐藤も同意していますが、私もそう思います。
優れたスパイは、二重スパイであり、相互の情報の交換を果たしているのだと思います。
by さすらい日乗 (2015-08-20 09:39) 

べっちゃん

コメントありがとうございます。本当に優秀なスパイは、歴史に顔を出さない、捕まらないという逆説があります。情報を得るために情報を渡すという諜報活動があり、これを二重スパイと呼べば、優れたスパイは二重スパイであるかも知れません。
by べっちゃん (2015-08-20 19:21) 

さすらい日乗

篠田正浩の他に、ゾルゲ映画には、1961年に松竹で公開された『スパイゾルゲ・真珠湾攻撃前夜』があります。
岸恵子の主演で、当時彼女の夫だったイブ・シャンピの監督ですが、非常にひどいもので、唖然とするできでした。
by さすらい日乗 (2015-08-21 07:50) 

べっちゃん

そんな映画があるんですか。篠田正浩の『スパイ・ゾルゲ』はあまり評判がよくありませんが、個人的には気に入っています。
by べっちゃん (2015-08-21 09:36) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0