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映画 シービスケット(2003米) [日記(2009)]

シービスケット プレミアム・エディション [DVD]

シービスケット プレミアム・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD
 アメリカ大恐慌の時代を疾駆した名馬シービスケットと3人の男達の物語です。
 3人の男達とは、大恐慌で一家離散の末騎手となったレッド(トビー・マグワイア)、一人息子を交通事故で失い、家庭が崩壊した自動車販売会社オーナーのハワード(ジェフ・ブリッジス)、森でひとり暮らす孤高の調教師トム(クリス・クーパー)。

 シービスケットは実在の競走馬、登場するレッド、ハワード、トムも実在の人物で、ほぼ事実に基づいて制作された映画の様です。シービスケットは競走馬として育てられますが、牧場の木陰で昼寝することが大の好物、二番目の好物が食べることで、同じ体格の子馬の2倍食べるというもの。性格は穏やかで競争が嫌いという落ちこぼれの競走馬です。シービスケットは、ハワードをオーナーに、その素質を見抜いたトムによって調教され、レッドという乗り手を得て、快進撃を開始します。大恐慌に喘ぐ人々の夢を乗せて走ります。競馬は馬と騎手と調教師の三位一体で走ることがよく理解出来ます。『馬なり』という言葉がありますが、シービスケットの性格を見抜き、対抗馬と並走させて競争心を煽ったり、鞭を見せるだけで最後の追い込みに入ったり、競馬の素人にも納得のゆく演出です。

 これも事実らしいのですが、事故によってレッドが乗馬出来なくなり、シービスケットが靭帯を切ってレースに出られなくなります。騎手生命を断たれたレッドと、競走馬生命を断たれたシービスケットがレースに復帰し、有終の美を飾るラストシーンは、そうなると分かっていても感動モノです。

 レッドを演じるトビー・マグワイアですが、2002年のスパイダーマンの後ですから、あの独特の語りが入ります(制作総指揮もマグワイアです)。

 僕らが馬を立ち直らせた?
 そうじゃない
 彼に救われた
 僕ら全員だ
 ある意味では、お互いを再生させたんだ

 NHKのBSで録画してあったのを見たのですが、これ面白いです。そういえば、日本にもハイセイコーという一世を風靡した競走馬がいましたね。

監督:ゲイリー・ロス
出演:
トビー・マグワイア
ジェフ・ブリッジス
クリス・クーパー


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