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F-10D の root化 [日記(2014)]

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 駄目スマホの F-10Dです。バッテリが保たないためモバイルとしては用をなさず、自宅で「深夜便」専用ラジオ兼ミュージックプレイヤーと化しています。
 このスマホは(生意気にも)USBケーブルとPCを選ぶらしく、私の自作デスクトップでは全く認識しません。長らく放ってあったのですが、別の作業でThinkpadR31という骨董品を動かしたので(シリアルポートが必要だった!)、試しに繋いでみると見事に認識。これを機会にroot取ってみました。

 検索すると、ワンクリックでrootがとれるようです。こちらのサイトに詳しい方法があります。
・提供元不明アプリにチェックを入れる
・usbデバッグをonにする
・PCにADBusbドライバをいれる
これでPCがF-10Dを認識します。AndroidSDKが必要と書いてありますが、「ここまでは(root化、Titanium Backupインストール、不要アプリの削除まで」導入なしでいけました
 ワンクリックroot化ツール(f-10D_root_tool.7z)を解凍してrunme.batをクリックすれば、DOSの窓でプログラムが走り難なくroot化が完了しSUが現れます。F-10Dは、android4.2.2、build番号V12R44Aです。
 rootが取れれば、Titanium Backupを入れて、アプリの徹底的なダイエットを図れば、F-10Dが甦るかもしれません。 

 Titanium Backupはandroid上で無効化出来ないアプリを凍結することが出来ます。凍結は、有料版にレジストリする必要がありますが、無料版でバックアップした後アンインストールすれば同じ効果が得られます。不要アプリは一旦無効化マネージャーで無効化し、無効化出来ないアプリをTitanium Backupでアンインストールしました。
 Titanium Backupは一括の出来る有料版がbetterですが、バックアップ→インストールを繰り返せば「無効化」が可能です。アプリ1個々々は面倒ですが、この程度であれば無料版でも十分です。
 
 バッテリ喰いの電話帳サービスなどのdocomoアプリをすべて無効化します。無効化したアプリは、
・おサイフすべて
・Diximすべて
・nx!すべて
・docomo関連ほとんど
・fujitsuほとんど
・音声関連すべて(しゃべってナントカというやつ)
・壁紙
・赤外線
・ワンセグ 
・bluetooth
・twitter
・facebook
あたりです。googleとsonyはゲームやムービー等以外は残しています。
 
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 私のF-10Dはバッテリが相当ヘタっているので、交換してから効果を見てみます。xperiaZがあるので、スマホはもう要りませんから、テザリングして実家でルータ代わりにでもしようかと思っています。

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 スッキリした!                  docomoのアカウントも無くなった
 
 
【追記】
◆rootも取れテザリングも出来たのですが、見事ハマリました。 こちらのサイトで当blogにリンクがあり、SDKを入れなくてもrootが取れるという訂正がありましたが、java、SDKを入れないとテザリングまでは進めません。
 ハードリセット→root化をする間にXposedのsystemへの書き込みが出来なくなり、一度動いたテザリングが出来なくなりました。toolキットのreadmeを読むと、「成功すると、LSMの解除、suバイナリの設置が出来ます」とあり、root化が完全には成功していないようです。素人には、なかなか難しいものです。(11/13)
ESエクスプローラで systemへの書き込み設定をonにして、無事脱出できました。(11/14)
◆初期化(ソフトリセット)すると、systemがrwからroに戻り、書き込みできなくなります(ESファイルエクスプローラのルートエクスポトーラも使えません)。それ迄に書き込んだrootアプリは生きています。従って(私の場合)、toolキットを用いたroot化は、一時的なroot取りで、恒久的なものではなかったようです。(11/16)
◆ このページへのアクセスが多いので、追記としてまとめておきます。android4.2.2、build番号V12R44A(android4.2.2)の場合です。
1) F-10Dを認識しないパソコンとUSBコードがあります。自作デスクトップは認識せず、ThinkPadR31、DynabookK33、Lenovo ThinkCenterは認識しました。
2) USBドライバは富士通のサイトから入手出来ます。
4) バッテリはauのFJI13UAAが使えます(docomo純正より安価)。充電時間が1時間と短い場合はバッテリが劣化しています。
5) android4.2では、設定のアプリでかなりのところまで「アプリ無効化」が可能です。
6) 無効化マネージャーを使うと、さらにアプリが殺せます。Titanium Backupを入れなくても、これで追い込めると思います。
7) 安心のためにモバイルバッテリはあったほうがいいでしょう。私は乾電池式を買いました。
8) ワンクリックrootkitでrootは取れますが、一時的なものです。再起動するとrootは生きていますが、sysytemへの書き込みが出来なくなります。(mireiyu17さんのサイトが詳しいです)
9) sysytemへの書き込みが出来る間に、Titanium Backup等の必要なrootアプリを入れておく必要があります。
10) Titanium Backupは一括バックアップが必要なら有料版、アプリを殺すだけなら無料版でいいと思います。バックアップ→アンインストールで「無効化」と同じ効果が得られます。
11) MVNOテザリングのために、Xposed(de.robv.android.xposed.installer_v32_de4f0d.apk)を導入してF-02Eのパッチを当てます。apkですから、SDカードにコピーしてESファイルエクスプローラでインストールします。
@ 焦ってファクトリー・リセットをかけましたが、ワンセグ、カメラ(パノラマ機能)等に不具合が出ました。やらないほうが方が賢明です。(12/13)
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コメント 3

NO NAME

ターミナルから、/data/local/tmp/unlock_security_module
を走らせれば、reboot後でも再びsystem書き込みできますよw
by NO NAME (2015-07-23 22:44) 

べっちゃん

ありがとうございます。やってみます。
by べっちゃん (2015-07-24 01:03) 

F10D初心者

unlock_security_module、run_root_shellがウイルス検知で解凍できない場合はf-10D_root_tool.7zを内部SDに保存後ESファイルエクスプローラーで解凍し上記ファイルをData/Local/tempに保存。runme.batからfiles¥adb push/・・・ /data/local/tmp/run_root_shell,とunlock_security_moduleの文を削除してrunme.batを実行しroot化。再起動前に
/system/vendor/bin/init_preinrestore.shに/data/local/tmp/unlock_security_moduleの追記で再起動後もsystem書き込み可能。swap化はdd if=/dev/zero of=/data/swapfile bs=4096 count=65536で/data配下にswap領域作成。chmod 600/data/swapfile、mkswap /data/swapfile、swapon /data/swapfileでSwap有効。/system/vendor/bin/init_preinrestore.shにswapon /data/swapfile、echo 10 > /proc/sys/vm/swappinessを追記すれば起動時に実行されます。swappiness、count値はご自由に。
by F10D初心者 (2016-10-22 22:58) 

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