ネガフィルムのデジタル化実験(1) [日記(2015)]
ネガ接写 補正
押入れから古いネガが大量に出てきたので、デジタル化を試してみました。フィルムスキャナーを買えば簡単ですが、デジカメでやってみました。手持ちの機材とフリーソフトを使ったので投資ゼロです。
・デジカメ(E-PL1s)+viewファインダー、150mm望遠+マクロコンバータ、三脚、スマホ
・JTrim、ライトテーブル(Androidアプリ) 使えないことが分かりました、追記2をご参照(すいません)。
↑の画像でだいたい分かると思いますが、スマホの上にネガを置いてデジカメで接写するだけです。画像をPCに取り込んで、JTrimでネガポジ反転、RGBでそれらしく仕上げます。出来た画像はかなり苦しい、もう少し実験が必要です。
ネガの裏から光を当てる必要があります。スマホで白紙を撮って使えばとヒラメイたのですが、同じことを考える人がいるもので、ライトテーブルというアプリがありました。JTrimは、ネガポジ反転の他RGB、ガンマ補正、カラー、コントラス調整が出来ます。
課題は、ホコリ対策(↑画像にも写り込んでいます)、フォーカス、補正です。ネガは反り返っていますからフォルダーのようなものが必要、補正はPhotoshopのような本格的なものがあればいいのですが、それくらいならフィルムスキャナーを買ったほうがてっとり早いような気がします。千枚近いネガを、接写→トリミング→角度補正→色補正するのはけっこうな手間です。
このあたりを参考にさせていただきました
ネガフィルムからポジ画像をデジカメで簡単に作る方法 (日本地質学会)
【追記1】
ネガの整理用に、コクヨのネガアルバムを買いました。裏からスマホの光を当てると、大体の様子が分かって便利です。ネガを外すと大量のシート(クリアファイル?)が余ってきます。これも再利用です。
【追記2 ご注意】
スマホの液晶を使うと、偏光フィルタの模様が出ることが分かりました。撮影の光源にスマホは使えません。ネガのバックに白い紙を置いて、蛍光灯かLEDライトで照らすのいいようです。
続編があります。
JTrim使ってますが写真補正もできるのですね。ライトテーブルなど試行錯誤の過程で得られた情報がためになりました。フィルム写真はやはりぬくもりがあっていいですね。
by Lee (2015-11-08 23:51)
JTrimはフリーのわりに優れものですね。デジタル化も10枚~20枚ならいいですが、何百枚もやるとなると躊躇します。専用のスキャナ狙っています。
by べっちゃん (2015-11-09 07:07)