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TVドラマ ゲーム・オブ・スローンズ [日記(2018)]

ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌 ブルーレイ コンプリート・ボックス (5枚組) [Blu-ray]  原題、Game of Thrones。amazonPrimeのTVドラマです。米TV映画の質の高さは『ウォーキングデッド』で体験済み。有名な『ゲーム・オブ・スローンズ』を見ましたが、これが面白い。Thronesは王座という意味ですから、王座争奪のドラマです。

 ウェスタロスという架空の大陸を治める王国の「鉄の玉座」を巡って、七つの諸侯(王国)が反目し同盟し裏切り戦う物語です。ウェスタロスの北には高さ300m?の氷の壁があり、「ナイツウォッチ(夜警)」が異民族「野人」、「ホワイト・ウォーカー」と呼ばれる魔人と死者の軍団の侵攻からこの壁を守っていいます。ウェスタロスは、何年も続く長い冬と夏が繰り返され、物語の時点では、夏が終わりやがて冬が来るという季節に当たります。冬とともに野人やホワイト・ウォーカーの脅威がやって来るという状況です。
 「七王国」というと中世イギリスを、「壁」は「長城」や「ハドリアヌスの壁」を連想します。言わば、ファンタジーで味付けした中世ヨーロッパの覇権争いの物語です。制作費は、シーズン1の10話で5~6千万ドルかけているそうですから、へたな映画顔負けの大スペクタクルです。

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こんなイメージです。なんとドラゴンが登場します。竜は『ホビット』にも登場しましたが、こちらは言わば巨大「火炎放射器」。
 2011年放映が開始され現在シーズン7までが放映済みで、シーズン 8が只今制作中という息の長いシリーズです。剣闘あり大軍団による戦闘あり、愛と憎悪、信義と裏切りの物語、女性の裸も随所に登場し何でもありのエンターテイメントです(笑。

前史
 群像劇の長編ですから登場人物は多彩でけっこう複雑。七つ王国が争う物語ですから、この七王国を押さえておく必要があります。

バラシオン家(家長ロバート)
 ロバートは、スターク家のエダードとともにのターガリエン家の「狂王」を倒し、ウェスタロスの支配者となります。この時、狂王を後ろから刺し殺したのがラニスター家のジェイミーで、以後彼は「王殺し」と呼ばれます。王となったロバートは、ラニスター家のサーセイと政略結婚し、ジョフリー、ミアセラ、トメンの三人の子供がいます。ナント、この三人の父親はロバートではなく双子の弟ジェイミー!。つまり、バラシオン家はラニスターに乗っ取られたことになり、ウェスタロスはバラシオン家とラニスター家の支配となります。

ラニスター家(同タウィン)
 金鉱を所有し七王国の中で一番の富裕を誇り、バラシオン家には妃サーセイと王の護衛長ジェイミーを送り込んでいます。次男ティリオンはインプ、ドワーフ、半人前と呼ばれる身長130cmの朱儒で、ストーリーに重要な位置を占めます。『ゲーム・オブ・スローンズ』には魅力的な人物が数多く籠城しますが、ティリオンの存在感は抜きん出ています。ティリオン無くしては、ドラマの魅力は半減すると言ってもいいでしょう。

スターク家(エダード)
 エダードは狂王を滅ぼした後領地に戻り北の王、北部総督となります。アリン家のキャトリンを妻に迎え、ロブ、サンサ、アリア、ブラン、リコン、そして私生児のジョン・スノウと6人の子供があります。後に、サンサはラニスター家の人質となりアリアは脱出し数奇な運命をたどり、ジョン・スノウはナイツ・ウォッチに加わり、物語の後半を牽引します。

ターガリエン家(デナーリス)
 ロバートに国を滅ぼされ、狂王の息子ヴィセーリスと娘デナーリスは諸国を放浪。ヴィセーリスは、デナーリスを騎馬民族ドスラク人の王に嫁がせ、その軍事力でターガリエン家再興を目論みます。デナーリスは竜の卵を得たことで「ドラゴンの母」となり、ウェスタロス七王国統一に向けて動き出します。

 という前提でシーズン1が始まります。ロバートは狩りで猪の牙で命を落とし、死の床で、正統後継者が成人するまで王位にエダードを指名します。妃サーセイは、エダードを陥れて殺し息子ジョフリーを後継の王位につけます。ジョフリーがロバートの子でないことは公然の秘密で、バラシオン家の次男スタニスが継位の正当性を主張して蜂起し、エダードの長男ロブは、父の仇を討ち、サーセイの人質となった妹サンサ、アリア救出のためバラシオン家に反旗を翻します。

 ここに、鉄の玉座を守るバラシオン(実質ラニスター)、父の仇を討とうとラニスターに戦いを挑むスターク、王位継承権を主張するバラシオン(ロバート弟スタニス)、鉄の玉座のターガリエン(デナーリス)の四つ巴の「ゲーム・オブ・スローンズ」が展開されます。

 この争いに、ターガリエン家のデナーリスとエダードの落とし子ジョン・スノウの物語が加わります。デナーリスは、贈られた竜の卵をし三頭の火を吐くドラゴンを武器に奴隷を解放し、奴隷を軍隊に組織しながらターガリエン家再興のために王都を目指します。ジョン・スノウは、私生児の負い目からスターク家を離れナイツ・ウォッチに身を投じます。
 スターク家の北には、ウェスタロスと北方を隔てるがあります。壁の北には、ウェスタロスを窺う野人と伝説のホワイト・ウォーカーがあり、壁に拠って彼らからウェスタロスを守るのがナイツ・ウォッチです。ナイツ・ウォッチは妻子を持たず現世の欲望を断ち、一生を壁の守りに就きます。ナイツ・ウォッチになると過去の罪は問われないため、犯罪者や追放者の集団でもあります。ジョン・スノウはナイツ・ウォッチの総帥となり、野人を率い一大勢力となって玉座をめぐる争いに一石を投じる役目を負います。

 野人は、壁によって北に閉じ込められた北方の原住民で、冬の訪れとともにやってくるホワイト・ウォーカーから逃れるため南部への侵攻を目指しています。ホワイト・ウォーカーは死人蘇らせて軍団を作る「魔人」で、これも壁を越えて人間世界に侵攻を企てています。何しろドラゴンが登場する話ですから、冥府の魔人がいても不思議はないわけです。

 こうして、七王国+ナイツ・ウォッチ+野人 vs.  ホワイト・ウォーカーという壮大な物語が展開されます。

 ちなみに、『25時』『卵をめぐる祖父の戦争』の小説家デイヴィッド・ベニオフが制作に参加しています。最近新作が発表されないと思ったら、こんな所で活躍していたわけです。

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