上半期の読書 [日記 (2020)]
早や7月、コロナ、コロナでアッという間に半年が過ぎました。図書館が休館となり思うようには読めなかったのですが、kindleも使って上半期の読書は30冊。週1冊のペースは何とか達成できています。
面白かったのは、
嵐山光三郎 芭蕉という修羅
プレディみかこ ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
中沢新一 大阪アースダイバー
の3冊。大阪キタ、ミナミを地形から読み解く『大阪アースダイバー』は土地勘があるだけに面白さ抜群。『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は多くの書評で取り上げられ話題になりました。『芭蕉という修羅』は、「芭蕉は幕府隠密説だった!」という本ですが、正統派芭蕉論でこれも面白い。
カズオ・イシグロは、図書館が休館となり本棚の『日の名残り』を読んだところ、意外と面白い、さすがノーベル賞作家。で、ついつい3冊、『わたしを離さないで』がSFとして読んでも面白いです。サスペンス系は、『あの本は読まれているか』 『ザリガニが鳴くところ』、サラ・ウォーターズの『エアーズ家の没落』『荊の城 』の4冊。前2冊は、アメリカのベストセラーらしいですが、何ほどはことはなく、サラ・ウォーターズの方が一枚上手です。いずれも電子本、コロナウィルスのおかげでamazonに奉仕させられました。映画に釣られてジェフ・ヴァンダミアのSF『全滅領域』も読みましたが、3部作の第1部のため謎が多すぎて感想文が書けません。3部作を全部読めばバラード『結晶世界』のような特異なSFが読めそうです。『スカートの風』→『妓生―「もの言う花」の文化誌』→『李朝残影』と変なところにハマってしましたが、これはこれで面白い!。
ナンカ焦点の定まらない読書です。週1冊のペースで1年に52冊読んでも10年で500冊、もう少し「読んだ!」と実感のある本を探さないと時間が勿体ないような気もします(笑。
35.劉慈欣 三体・・・図書館予約中
34.金完燮 親日派のための弁明(草思社2002)・・・読書中
32.33.李 志綏 毛沢東の私生活 上 下(文春文庫1996)・・・読書中
31.梶山季之 李朝残影 梶山季之 朝鮮小説集 ① ② (インパクト出版2002)
-----------6月まで----------------
30.梶山季之 族譜・李朝残影 ① ② ③ (岩波書店2007)
29.中沢新一 改訂増補版 アースダイバー ① ② (2019講談社)
28.川村湊 妓生―「もの言う花」の文化誌』① ②(作品社 2001年)
27.呉善花 スカートの風(1997角川文庫)
25,26サラ・ウォーターズ 荊の城 (上) (下) (2010創元推理文庫)
23, 24サラ・ウォーターズ エアーズ家の没落(上) (下) (2010創元推理文庫)
22.中沢新一 大阪アースダイバー ① ② ③(2012講談社)
21.島 泰三 ヒト、犬に会う (2019講談社選書メチエ)
21.ラーラ・プレスコット あの本は読まれているか ① (2020東京創元社)
20.ディーリア・オーエンズ ザリガニが鳴くところ ① ②
19.カズオ・イシグロ 忘れられた巨人 ① ② ③ (2017ハヤカワ文庫)
18.カズオ・イシグロ わたしを離さないで ① ② ③ (2008ハヤカワ文庫)
17.カズオ・イシグロ 日の名残り ① ② (2001ハヤカワ文庫)
16.司馬遼太郎 ロシアについて① ②(1986文藝春秋)
15.嵐山光三郎 芭蕉という修羅 ① ② ③ (2017新潮社)
13.14.ジョージ.R.R.マーティン 七王国の玉座 上 下(2002早川書房)
12.プレディみかこ ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(2019新潮社)
11.木内昇 万波を翔る ① ② (2019日経出版)
3~10.司馬遼太郎 坂の上の雲1~8 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥(1969、2004文藝春秋)
2.呉 善花 攘夷の韓国 開国の日本 ① ②(1996年文藝春秋)
1.磯田道史 無私の日本人(文春文庫2015)
34.金完燮 親日派のための弁明(草思社2002)・・・読書中
32.33.李 志綏 毛沢東の私生活 上 下(文春文庫1996)・・・読書中
31.梶山季之 李朝残影 梶山季之 朝鮮小説集 ① ② (インパクト出版2002)
-----------6月まで----------------
30.梶山季之 族譜・李朝残影 ① ② ③ (岩波書店2007)
29.中沢新一 改訂増補版 アースダイバー ① ② (2019講談社)
28.川村湊 妓生―「もの言う花」の文化誌』① ②(作品社 2001年)
27.呉善花 スカートの風(1997角川文庫)
25,26サラ・ウォーターズ 荊の城 (上) (下) (2010創元推理文庫)
23, 24サラ・ウォーターズ エアーズ家の没落(上) (下) (2010創元推理文庫)
22.中沢新一 大阪アースダイバー ① ② ③(2012講談社)
21.島 泰三 ヒト、犬に会う (2019講談社選書メチエ)
21.ラーラ・プレスコット あの本は読まれているか ① (2020東京創元社)
20.ディーリア・オーエンズ ザリガニが鳴くところ ① ②
19.カズオ・イシグロ 忘れられた巨人 ① ② ③ (2017ハヤカワ文庫)
18.カズオ・イシグロ わたしを離さないで ① ② ③ (2008ハヤカワ文庫)
17.カズオ・イシグロ 日の名残り ① ② (2001ハヤカワ文庫)
16.司馬遼太郎 ロシアについて① ②(1986文藝春秋)
15.嵐山光三郎 芭蕉という修羅 ① ② ③ (2017新潮社)
13.14.ジョージ.R.R.マーティン 七王国の玉座 上 下(2002早川書房)
12.プレディみかこ ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(2019新潮社)
11.木内昇 万波を翔る ① ② (2019日経出版)
3~10.司馬遼太郎 坂の上の雲1~8 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥(1969、2004文藝春秋)
2.呉 善花 攘夷の韓国 開国の日本 ① ②(1996年文藝春秋)
1.磯田道史 無私の日本人(文春文庫2015)
タグ:読書
2020-07-07 07:49
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コメント(2)
好奇心と自分の感性で選んだ本はそれはそれで面白いけれど、読み応えのある作品とは少しちがいますよね。自分も似たような問題を抱えているような気がします。
by Lee (2020-07-07 10:52)
人に聞かれれば、「源氏物語」全54帖と「カラマーゾフの兄弟」を自慢しています。確かに読んだ!という実感はありますが、嵐山光三郎さんより、サラ・ウォーターズより面白いかと言われれば?。『失われた時を求めて』にも挑戦中ですが、毎回第1頁から読み始める体たらくです。
by べっちゃん (2020-07-07 13:10)