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2020年に読んだ本 [日記 (2020)]

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 芭蕉という修羅 (新潮文庫) わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) ザリガニの鳴くところ








 今年も残すところ後10日あまり。今年の読書は60冊と週1冊の目標を達成。あらためて、バラバラの選択に唖然としますが、面白そう!と手当り次第に読むと、こうなります。コロナ禍で図書館が一時閉鎖された時には慌てました…。

 日韓関係を憂慮したわけでもないのですが、昨年から朝鮮・韓国関係を読んでおり、今年もその延長で11冊。『族譜・李朝残影』『妓生「もの言う花」の文化誌』などマニアックなものから、ベストセラー『親日派のための弁明』『反日種族主義との闘争』までいろいろ。呉善花 氏は、この手の本では一番シックり来ました。おかげでニュースを読んでも、いたずらに「嫌韓」に走ることもなくなりました、「さもありなん」と。

 面白かったのは、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』『芭蕉という修羅 』『大阪アースダイバー『ドキュメント 戦争広告代理店』。小説では、『 わたしを離さないで 』『 荊の城 』『 エアーズ家の没落』。このあたりはお薦めです。三体』も面白いので完結編の出版が待たれます。イエスという男 』は個人的な趣味、読了しましたが、感想文が未完。コミックは普段読まないのですが、『風の谷のナウシカ』はアニメとは別物でなかなか奥深いです。三島由紀夫が亡くなって50年、個人的に思い出深い事件だったので『金閣寺』を再々読。青春小説?の白眉です。

 『 ボヴァリー夫人』で古典1冊制覇。けっこう面白かったので、来年は『アンナ・カレーニナ』『失われた時を求めて』あたりにチャレンジしたいです。『全滅領域 (サザーン・リーチ1)』も読んだのですが、第二部『監視機構』で挫折、来年再読しますw。
60.コーマック・マッカーシー ザ・ロード(2010ハヤカワ文庫)
58.59サラ・ウォーターズ 黄昏の彼女たち 上 (201創元推理文庫)
57.高木徹 戦争広告代理店(2005講談社文庫)★
56.武藤正敏 文在寅という災厄(2019悟空出版)
55.三島由紀夫 金閣寺 ①  (1960新潮文庫)★
54.呉善花 侮日論 ① (2014文春新書)
53.フローベール ボヴァリー夫人 (2015新潮文庫)
52.李 栄薫 反日種族主義との闘争 ① (文藝春秋2020)
50.51.劉慈欣 三体Ⅱ 暗黒森林 上 (早川書房2019)
49.金完燮 親日派のための弁明2 ① (扶桑社2004)
48.呉善花 韓国を蝕む儒教の怨念 ① (小学館新書2019)★
47.呉善花 漢字廃止で韓国に何が起きたか(PHP新書2008)
45.46.浅田次郎 大名倒産 上 (文藝春秋2019)
38~44.宮崎駿 風の谷のナウシカ1~7 ① (徳間書店1997)★
37.田川健三 イエスという男 ① ④ (三一書房1980)★
36.大島真寿美 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び(文藝春秋2019)
34.35.李 志綏 毛沢東の私生活 上 (文春文庫1996)★
33.金完燮 親日派のための弁明  ① (草思社2002)
32.劉慈欣 三体① (早川書房2019)★
31.梶山季之 李朝残影 梶山季之 朝鮮小説集 ① (インパクト出版2002)
30.梶山季之 族譜・李朝残影 ①   (岩波書店2007)
29.中沢新一 改訂増補版 アースダイバー ① (2019講談社)
28.川村湊 妓生―「もの言う花」の文化誌』① (作品社 2001年)
27.呉善花  スカートの風(1997角川文庫)
25,26サラ・ウォーターズ 荊の城 (上) (下) (2010創元推理文庫)★
23, 24サラ・ウォーターズ エアーズ家の没落(上) (下) (2010創元推理文庫)
22.中沢新一 大阪アースダイバー (2012講談社)★
21.島 泰三 ヒト、犬に会う (2019講談社選書メチエ)
21.ラーラ・プレスコット あの本は読まれているか (2020東京創元社)
20.ディーリア・オーエンズ ザリガニが鳴くところ ①
19.カズオ・イシグロ 忘れられた巨人 ① (2017ハヤカワ文庫)★
18.カズオ・イシグロ わたしを離さないで ① (2008ハヤカワ文庫)★
17.カズオ・イシグロ 日の名残り ① (2001ハヤカワ文庫)
16.司馬遼太郎 ロシアについて (1986文藝春秋)
15.嵐山光三郎 芭蕉という修羅 ① (2017新潮社)★
13.14.ジョージ.R.R.マーティン 七王国の玉座 (2002早川書房)
12.プレディみかこ ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(2019新潮社)★
11.木内昇 万波を翔る (2019日経出版)
3~10.司馬遼太郎 坂の上の雲1~8 (1969、2004文藝春秋)
2.呉 善花 攘夷の韓国 開国の日本 (1996年文藝春秋)
1.磯田道史 無私の日本人(文春文庫2015)

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