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李承晩TV マーク・ラムザイヤー「太平洋戦争における性契約」関連動画 [日記 (2021)]

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 こっちの続きです。
 韓国メディアによるラムザイヤー教授批判も落ちつてきたようです。批判が出尽くしたところで、『反日種族主義』の李栄薫率いる「李承晩TV」から反論が出ました。

ハーバード大教授の論文「太平洋戦争における性契約」関連動画
 ・ハーバード大教授の慰安婦論文を正しく読む(朱益鐘)
 ・”慰安婦契約” の証拠 これです。
 ・日本では自発的契約だったが、朝鮮では強制連行か?
 ・有名なアメリカの教授達のラムザイヤーの批判を見てみると...
 ・吉見義明教授のラムザイヤー批判を見てみると -慰安婦性奴隷論者の知的破綻
 ・河允明事件で見る植民地朝鮮の人身売買市場

 「従軍慰安婦」は、日本軍が朝鮮女性を拉致して中国大陸やシンガポールの慰安所で性奴隷とした、とうのが韓国で信じられている俗説です。ラムザイヤー教授は、慰安婦は、性奴隷などではなく、慰安所事業主と娼婦の前渡金を使った「契約」関係をゲーム理論で分析します。かの国では慰安婦は学問の踏み込めない聖域です。批判の多くは、教授がエヴィデンスの契約書を提示していないといものでした。それに対し、いや契約はあったんだというのが李承晩TVの反論です。

 李承晩学堂の朱益鐘氏は、契約は慰安所の事業主(抱え主、多くは日本人)と娼婦が直接結んだ契約ではなく、娼婦斡旋業者(多くは朝鮮人)と女性の戸主、親権者と結んだ契約だといいます。このことは『芸娼妓契約』にも触れられています。斡旋業者とはいわゆる「女衒」のこと。(余談ですが、女衒は宮尾登美子の『岩伍覚え書』など土佐ものにリアルに描かれています。)ラムザイヤー教授は契約書を提示していませんが、当時の「慰安婦動員の構造」から、慰安婦が間違いなく「契約」に基づく売春婦であったことが分かるといいます。
 日本軍の要請を受けたの慰安所の事業主は、斡旋業者を通じて売春婦を雇い入れます。斡旋業者が朝鮮や日本から中国、東南アジアの慰安所に出国させる時に、

1)臨時酌婦営業許可願(女性と抱え主の申請書、両者の捺印)、2)写真2枚、3)承諾書(女性本人と親権者の承諾書)、4)印鑑証明、5)戸籍謄本、6)調査書

の6種の書類が必要となります。これが無い女性は入出国ができず、海外の慰安所で働けません。彼女たち(実際は戸主)は、斡旋業者から前渡し金と交換に書類を整えますから、立派に契約が成立していることのなります。朝鮮、日本では、娼婦は営業許可書を抱え主を通じて警察署長(または憲兵)に提出しています。日本軍は、この管理売春システムを使っただけです。
 日本軍が朝鮮から婦女子を拉致して慰安婦にしたという俗説こそ捏造だったわけです。

 「李承晩TV」は、『反日種族主義』『反日種族主義との闘争』の日本語字幕入りYouTube版です。書籍に無い知見もあってなかなか面白いです。外務省の「慰安婦問題についての我が国の取組」などは足元にも及びません。

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