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映画 アーティスト(2011仏) [日記(2012)]

アーティスト コレクターズ・エディション [DVD]
 珍しさも手伝ってのことでしょうが、モノクロのサイレント映画というのものがこんなに豊かなものとは思いませんでした。それだけ監督ミシェル・アザナヴィシウスの腕がいいのでしょう。俳優の口パクに併せて、見ているこちらが何時の間にやら頭が勝手に科白を作っているんですね、自分で笑います。セリフが無いので、俳優の表情を真剣に見てしまいます。映画の中で、サイレントは演技が過剰だと云うセリフがありますが、逆ですね。セリフがある分、演技がおろそかになっている部分があるかもしれません。映像や音に頼れない分、脚本と役者の演技力が要求されます。主演のジャン・デュジャルダンの豊かな表情を見ているだけで、映画を堪能できます。

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恒例 ミステリー・ベスト10 [日記(2012)]

64(ロクヨン) 解錠師 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こういうことらしいです。 
カラマーゾフの妹』を読んだだけです。髙村薫『冷血』がもう少し速く発売されていたら、入っていたんでしょうか?
古本で出回るようになったら読んでみます。
 
 
このミス【国内】
1.64<ロクヨン>    横山秀夫
2.ソロモンの偽証(第1部)宮部みゆき
3.機龍警察 暗黒市場   月村了衛
4.幽女の如き怨むもの   三津田信三
5.地の底のヤマ      西村 健
6.楽園のカンヴァス    原口マハ
7.カラマーゾフの妹    高野史緒
8.キングを探せ      法月綸太郎
9.奇面館の殺人      綾辻行人
9.盤上の夜        宮内悠介

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BSシネマ 丹下左膳余話 百萬両の壺(1935日) [日記(2012)]

丹下左膳 餘話 百萬両の壺 [DVD]
 『人情紙風船』が面白かったので、“山中貞雄監督の現存する作品3本のうちの貴重な1本”というフレーズに釣られて見ました。昭和10年の制作です。

 丹下左膳というのは、隻眼隻腕のニヒルな浪人ということ以外全く知りません。浪人ですから、侍社会からドロップアウトしたヒーローだと思うのですが、この『丹下左膳余話 百萬両の壺』を見るとずっこけます。林不忘の丹下左膳の物語とは、“柳生家に伝わるこけ猿の壷の争奪戦を描いた物語”らしいです。たしかに「こけ猿の壷」も出てきますし「争奪戦」もあるわけですが、だいぶん趣が違っているようです。
 「 山田洋次監督が選んだ日本の名作100本~喜劇編~」の一編ですから、これは喜劇です。
Tange_sazen_yowa_Hyakuman_ryo_no_tsubo_poster_2.jpg Tange_sazen_yowa_Hyakuman_ryo_no_tsubo_poster.jpg

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タグ:BSシネマ
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kindle備忘録 kindleにパーソナルドキュメントを送る [日記(2012)]

www.amazon.co.jp.jpg kindle amazon.jpg
 www.amazon.co.jpのmykindle      kindle.amazon.co.jpのyour books
 
 kindleでパーソナル・ドキュメントを持ち歩く話です。この辺りは、スマホとかぶるのですが、7インチはさすがに見易いです。出先で文書を読む場合に便利ではないかと思います。
 文書を、kindleのアカウントを取ると自動で付いてくる5Gのクラウドにメール添付で送るだけです。これでkindleで読むことができるわけですが、使えるフォーマットは、
Microsoft Word(DOC, DOCX)、 PDF、 HTML、 TXT、 RTF、 JPEG、 GIF、 PNG、 BMP、PRCおよびMOBIファイル
だけだそうで、Epubどうするんだ!と言う話はまた考えます。一度に送れるサイズは50Mですが、十分でしょう。

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タグ:Kindle

kindle備忘録 ハイライト、シェア機能の利用 [日記(2012)]

 kindle paperwhite 3Gが届いたのですが、読書もせずに遊んでいます(笑。
 bookreaderを使いたい理由は、傍線、メモ、特に書抜きをしたいということにあります。ところが、著作権の問題なんでしょうがkindleからメモにコピー&ペーストができません。ハイライトとクラウドの機能を使えばできることに気が付きました。つぶやけばいいわけです。

twitter.jpg face.jpg
 twitter                       facebook 
 
 つまり、kindleでハイライトを自分とシェアすればいいのです。読んでいる本のハイライトをtwitter、facebookで公開し、PCに取り込めば簡単にコピー&ペーストができます。twitterは140文字の制限がありますが、facebookだと制限は無さそうです。これだけのためにfacebookに登録してしまいました。

facebook.jpg amazon.jpg
                  Your Recent Activity 
 
 もうひとつ方法がありました。ハイライトまたはシェアすると、https://kindle.amazon.co.jpの自分のアカウントページにYour Recent Activityが生まれます。普通のwebページですから、自由にコピーできます。このサイトは英文ですから、myKindleのサイトとは別のようです。コチラの方が便利ですね。

 ということで、電子本の書き抜きが出来るようになり、一歩前進しました。当初の目的の“傍線、メモ、書抜き”が出来るので、次は読書です。何か本末転倒の様な気がします(笑。
 問題はコンテンツです。

タグ:Kindle

髙村薫 冷血(下) [日記(2012)]

冷血(下)
 上巻では、歯科医一家強盗殺人事件に至る被害者と加害者の数日間が描かれましたが、下巻第3章「個々の生、または死」では、合田雄一郎による犯人の取り調べと公判が描かれます。下巻は、普通のミステリが終わったところから始まります。

 事件は比較的単純です。「スタッフ募集。一気に稼げます。素人歓迎」という携帯サイトの求人広告で知り合った井上と戸田が、ATM強奪、コンビニ強盗をへて歯科医宅に押し入り、一家4人を殺して貴金属、キャッシュカードを奪う強盗殺人事件を起こします。事件直後に16箇所のATMで現金を引き出し、身元が割れて3ヶ月後逮捕に至りますが、ふたりはあっさり強盗殺人を認め一件落着。ところが、小説はここから始まります。

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タグ:読書
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映画 キャスト・アウェイ(2000米) [日記(2012)]

キャスト・アウェイ [Blu-ray]
 『フォレスト・ガンプ』のロバート・ゼメキスとトム・ハンクスが再び放つ...というキャッチコピーに惹かれて借りてきました。トム・ハンクスというとヒューマンドラマの主みたいなもので、『キャスト・アウェイ』もその延長です。

 主人公は、FedEx (物流会社)のマネージャーを務めるチャック(トム・ハンクス)。荷物を正確に速く運ぶということに執念を燃やしているようで、何かの事故で車が使えなかったときに、子供の自転車を奪って(借りて)届けたという武勇伝を持っています。出張先にストップウォッチまで持ち込んで、如何に速く如何に効率的に荷物を運ぶかということを使命と考える仕事中毒?。FedEx という一面アメリカを象徴するような企業の、いかにもいそうなビジネスマンです。

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Kindle Paperwhite 3G が来た! [日記(2012)]

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 小さな箱                      中身はこれだけ... 
 年明けと聞いていたんですが、本日到着。Kindele Paperwhiteです。
 クラウドに上げておいた青空文庫を読んでみましたが、Einkはかなり読みやすいです。これなら、文庫本を読むのと大差無さそうです。amazonから安い本でも落として読んでみます。クラウドを使ったtxt専用端末として、何処まで使えるかです。

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タグ:Kindle
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Xperiaで絵日記 自治会懇親会 [日記(2012)]

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 焼きそばにぜんざいetc            ビンゴ大会、500円の商品券当たりました

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 昼食助かった!                子供は喜びます

 何故この時期かと云うと、昔は餅つき大会だったんですが、だんだんメンドーになって今では焼きそばフランクフルトに餃子等々。こっちはビールさえあればいいんですが...。 


タグ:絵日記
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BSシネマ 四十七人の刺客(1994日) [日記(2012)]

四十七人の刺客 [DVD]
 年末年始、NHK・BSは高倉健特集のようなもので、そのサワリでしょうか。
 原作は池宮彰一郎、脚本が池上金男。池上金男=池宮彰一郎で、名作『十三人の刺客(1963年)』の脚本家です。個人的には、監督の市川崑よりこっちの方が興味があります。

 「忠臣蔵」を仇討ちの美談ではなく、四十七人の侍による暗殺として描いたところが新しいわけです。従って(かどうか?)、大石内蔵助を高倉健が演じているんでしょう。高倉健は『幸福の黄色いハンカチ』以後、過去を背負った渋い役柄が多いですが、『昭和残侠伝』『網走番外地』の“健サン”ですから、刺客集団の親玉にはまことに相応しいキャスティングです。『幸福の黄色いハンカチ』島勇作の後ろには、花田秀次郎(『昭和残侠伝』)、橘真一(『網走番外地』)がいるから絵になるんですね。
 ということで、『四十七人の刺客』を東映・任侠映画として見てみました。あれ、この映画、東宝ですねぇ。

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