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映画 世界最速のインディアン(2005年ニュージーランド/米) [日記(2008)]


世界最速のインディアン スタンダード・エディション

世界最速のインディアン スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD


 DSilberlingさんのところで紹介されていたので観ました。
 1962年、アメリカ・ユタ州、ボンネビル・ソルトフラッツでバイクによる世界最高速度記録を打ち立てたバート・マンローの実話に基づいた映画です。バート・マンローは1899年生まれで当時62歳、ニュージーランドから参加しての記録樹立ですから驚きます。このバート・マンローを演じるのがアンソニー・ポプキンス。レクター博士から精悍さが削がれ、62歳でなおスピードへの夢を持ち続ける老人を好演しています。隣家の少年トムと交わす会話、

『事故が怖くないの?』
『怖くない。こういうマシンでスピードの挑むときは
 5分が一生に勝る
 一生よりも充実した5分間だ
 危険が人生に味を付ける。リスクを恐れてはいかん。
 それが、生きるってことだ。』

『夢を追わない人間は野菜と同じだ。』

こうした警句が至る所に出てきます。アンソニー・ポプキンスの台詞だと、また違って聞こえるから不思議です。

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Palm が人員削減を発表 [日記(2008)]

Palm Centro.jpg
 Palm が人員削減の計画を発表しています。Palmからこの道に入った私としては、Palmの凋落は残念でなりません。CLIEが壊れ、Sonyが撤退したので仕方なくWindows Mobileを使っていますが、PDAとしてPalmのパフォーマンスは捨てがたいものがあります。軽快なPalmOSにグラフィティー、使い勝手の良いfreeで膨大なアプリケーションと、Palmはひとつの文化であったと思います。カメラも、オサイフも、ワンセグも要りませんから、日本でもCENTROを発売してくれませんかね。

null文字を含むファイル(備忘録) [日記(2008)]

 W-zero3[es]のエディタは『WZモバイル 2.0』を使っていますが、↓の様になりました。
NULL文字(W-zer3).jpg
TeraPadで開くと↓の様な注意書きが出、読めません。
terapad null文字.jpg
null文字とは
(1)『ヌル文字 (null character) は、何らの意味を持つ文字ではないことを示す特殊な文字。』
ということらしいのですが、
(2)これが入ることによって『文字コードがズレる』現象の用です。
(3)『バイナリーエディタでヌル文字部分をパッチを当て』・・・理解不能。
(4)『TeraPadはテキストファイルがUnicodeで書かれていると、件のエラーが出る』・・・wordpadでもダメだった。

以前、wzエディタでは読めるが、TeraPadでは読めないケースも発生したことがありま。す。テキストをメールに貼り付けて送信して切り抜けましたが(^^;)、今回はこの手も使えません。

Unicodeとは
(5)『米国の情報関連企業が中心となって提唱し、1993年に国際標準化機構(ISO)でISO/IEC 10646の一部(UCS-2)として標準化された文字コード体系。すべての文字を16ビット(2バイト)で表現し、1つの文字コード体系で多国語処理を可能にしようとするもの。世界の主要な言語のほとんどの文字を収録している。現在は4バイトのUCS-4。』

 ホームページが文字化けするときにブラウザのエンコードで表示しますが、これが使えるかもしれないと試すと↓
nullコード.jpg
見事に読めました。これからはこの手ですね。しかし、何故null文字が紛れ込んだのかは?です。


零戦搭載無線機 ク式空3号帰投方位測定器 [日記(2008)]

 <『ベルリン飛行指令』から零戦搭載無線機を想像する>の↓の写真で、無線機のコントローラーと想像した機器ですが、どうやら、『ク式空3号帰投方位測定器』のコントローラーの様です。ここで判明しました。
帰投装置コントローラー.jpg
横浜旧軍無線通信資料館様によると『一式空3号無線帰投方位測定器』↓の画像があり、方位測定用のメータがコクピットの計器盤にあり、ジャイロ・アンテナを回すレバーが別にあった様です。初期においては(おそらく)↑の様なコントローラーを搭載していたのではないかと想像します。
一式空3号無線帰投方位測定器.jpg

スペックは下記の様です(横浜旧軍無線通信資料館様)
受信周波数:長波170-460KHz,中波450-1,200KHz
受信機構成:スーパーヘテロダイン方式(13球)
電源:直流変圧器(入力12V)
空中線:枠型(ループ)回転式及び固定式(方位決定用)

ここの情報から、コントローラーの機能は下記の様になります。左下のハンドルの用途が不明です。
1式空3号イラスト.jpg


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ボーン・アルティメイタム [日記(2008)]


ボーン・アルティメイタム

ボーン・アルティメイタム

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD


 『アイデンティティー(正体)』→『スプレマシー(覇権)』→『アルティメイタム(最後通告)』と続くジェイソン・ボーン3部作の第3部です。ラドラムの原作では、『最後の暗殺者』にあたります。ボーンがいよいよ本拠地NYのCIAに乗り込み、自分のidentityを取り戻し、暗殺を差し向ける敵と戦います。
 ボーンを追う新聞記者の口から、ボーンは氷山に一角に過ぎず本命は『ブラックブライアー(黒薔薇)作戦』なる謎のCIAの作戦であることが語られ、記者はCIAの口封じにあって死ぬことから『アルティメイタム』は幕が開きます。『アルティメイタム』で新たに登場するのが、ノア・ヴォーゼン(CIA局長)で、前作のボーン + パメラ(CIA) vs.アボット(CIA)の構図がボーン + パメラ vs.ヴォーゼンに変わります。
 
 ボーンシリーズは(原作の知りませんが)記憶喪失に陥ったジェイソン・ボーンが自分の過去を解明していくうちに、自分を巻き込むトレッドストーン作戦、ブラックブライアー作戦の謎を解明し、CIA内部に巣くう悪を退治してゆく物語なわけです。と云ってしまっては身もふたもありませんが、ボーンとCIAの闘いを、ヨーロッパとNYを舞台に、伝統的な格闘とカーチェイスに加えITを使ったマンハントなどスピード感あふれる映像にまとめ上げたことが、人気の秘密でしょうか。

 イギリス全土で数百万台の監視カメラがあり、実際ロンドンで行動すれば5分に1回監視カメラにひっかかるらしいのですが、この事実を踏まえてCIAがを監視カメラの映像でボーンの動きを追うシーンが数多くあります。これは映画にスピードと臨場感を与えたうまい手法だと思います。マドリッドで、CIAの殺し屋が拳銃と携帯電話をかざして部屋に突入する場面は、笑ってしまいます。その映像をロンドンだかベルリンで見ながらヴォーゼンが指示を出し、ボーンにやられて映像が途切れあたふたするシーンを見ると、これはもうエスピオナージの世界とは違う世界の話ではないかと思ってしまいます。

監督:ポール・グリーングラス
キャスト:
ジェイソン・ボーン : マット・デイモン
パメラ:ジョアン・アレン
ニッキー:ジュリア・スタイルズ
ノア・ヴォーゼン:デヴィッド・ストラザーン


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森村誠一 虹の生涯 新撰組義勇伝 [日記(2008)]


虹の生涯 上―新選組義勇伝 (1) (中公文庫 も 12-53)

虹の生涯 上―新選組義勇伝 (1) (中公文庫 も 12-53)

  • 作者: 森村 誠一
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 文庫


 副題が『新選組義勇伝』。主人公は将軍直属の公儀御庭番、和多田主膳。実態は、『御見得以下の添番格五十俵十人扶持の軽輩』、家督を息子に譲りその嫁にも邪魔にされ毎日成すところ無く釣りに明け暮れる五十九歳の隠居。この風采の上がらぬ初老の男の『義勇伝』です。
 安政七年三月三日朝、と云えば『桜田門外の変』です。釣りに出掛けた主膳は井伊直弼暗殺に出くわせ、あろうことか水戸浪士から井伊直弼の首を奪い返すという快挙を成し遂げます。
 ホンマかいな。出来すぎているので調べてみると、水戸浪士達は逃げる途中で遠藤但馬守の門前で力尽き倒れてしまった様です(檜山良昭『閑散余話』)。遠藤家では有村次左衛門と首を邸内に運び込み、首を飯櫃に隠した、と云うことらしいので、作者の妄想が入り込む余地は十分にあります。

 この功績により、将軍家茂から直々に『皇妹和宮(和宮降嫁)』が江戸に下る護衛を命じられます。主膳は昔の御庭番仲間、野良猫を養うことに生き甲斐を感じる甚左衛門、賭碁で生活する内記、乞食をする平四郎の三人に助力を仰ぎます。いずれも初老の隠居ですが、甚左衛門は槍、内記は鞭、平四郎は弓の使い手で、主膳は居合いの達人という設定です。本書の主人公四人が揃い、老人パワーが炸裂します。

 浪士団から皇妹和宮を守った主膳に、今度は家茂上洛の護衛任務が命じられます。家茂上洛は文久三年二月ですが、同じ月に清川八郎に率いられた浪士組が江戸を発っています。和宮護衛は京都で主膳と新撰組を組み合わせる作者の企みだったというわけです。ここに『新撰組義勇伝』の舞台が完成することとなります。

 本書の面白さは、前半生で冷や飯を食い、成すところ無く終わった初老の男たちが、舞台を得て織りなす夢物語です。これは、ウダツの上がらぬまま定年を迎えたサラリーマン(などどいう言葉が今時あるのでしょうか)への応援歌かもしれません。井伊直弼の首を取り戻すことも、和宮の護衛も、新撰組とともに京都で活躍させる複線でしょう。
 いずれも落日の幕藩体制に殉じた行為で、主膳達の組みする側が薩長であったならこの物語は意味をなしません。『徳川という沈み行く巨船にあえて乗り込み、時代の逆方向へ向かって船出した』新撰組と行動を共にすることによって、主膳等4人が自分たちが生きた時代に殉じるところに彼らの意地と反骨があるわけです。

 4人は(途中で甚左衛門が切腹して実は3人は)新撰組とともに、芹沢鴨の暗殺、池田屋事件、伊東甲子太郎の粛清を経て、鳥羽伏見、会津、函館へと転戦してゆきます。

加藤廣の『信長の棺』もそうですが、老人が活躍する小説が出てきました。時代でしょうね。・・・★★



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ボーン・スプレマシー [日記(2008)]


ボーン・スプレマシー

ボーン・スプレマシー

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD


 『アイデンティティ(正体)』→『スプレマシー』→『アルティメイタム(最後通告)』と続くジェイソン・ボーン3部作の第2部です。『アイデンティティー』では、記憶を無くしたボーンが文字通りidentity探す物語でした。『スプレマシー』supremacyを辞書でひくと、1.最高、至高と2.主権、覇権, 支配権、優位、とありますが、どれに当たるんでしょう?スパイ映画ですから後者でしょう。原作はロバート・ラドラム『殺戮のオデッセイ』。
 ボーンは、前作で知り合ったマリーとインド・ゴアに潜み記憶の回復に努めています。またもボーンは、暗殺者に狙われマリーが死ぬところから映画は始まります。一方、ベルリンで行われたCIAの作戦が失敗し、大金と秘密のファイルが奪われます。使われた爆弾からボーンの指紋が検出され、この作戦の責任者パメラ(ジョアン・アレン)はボーンを追ううちに彼女の前に『トレッドストーン作戦』の謎が現れます。
 ボーンの正体とトレッドストーンの謎で引っぱったのが『アイデンティティー』でしたが、『スプレマシー』ではこの謎を追う人物としてもうひとりパメラが登場し、ボーン vs. パメラ(CIA) vs.アボット(CIA)という構図となります。この構図はなかなかよくできていると思います。CIAの作戦トレッドストーンを、記憶を無くしたボーンとCIAのパメラが暴き、ボーン vs. パメラ(CIA) vs.アボット(CIA)が、ボーン + パメラ(CIA) vs.アボット(CIA)へと変化してゆく様は見応えがあります。このこそが『アイデンティティー』の構図なのでしょう。
 前作同様のスピードの速いストーリー展開で、ゴア、NY、ベルリン、アムステルダム、ミラノ、モスクワと世界を股にかけたボーンの活躍にはついて行くのが大変です。『アイデンティティー』では逃亡者としての苦労が随所に描かれ、リアリティーがあったのですが、今回は神出鬼没、CIAや警察に追われどうやって移動しているんだろう?何でパメラが本名でホテルに泊まっているんだろう、とどうでもいいことを考えてしまいます。最後の場面でボーンが電話でパメラに「疲れた顔をしている、少し休め」と云うシーンは、ラストとしてはいいシーンなのですが、CIAの高官のオフィスが外から覗かれる部屋なんだろうか?とこれも疑問です。が、映画ですから、まぁいいか。
 ボーンス・プレマシーの楽屋裏はDSilberlingさんの映画関係論 - 映画製作現場の裏側に詳しく載っています。

 ジョアン・アレンは今回初めて知りましたが、知的で鉄の意志を持ちながらボーンに友情を抱く情けもあるパメラを好演しています。なかなかいい女優ですね。『ロード・オブ・ザ・リング』のカール・アーバンが暗殺者として出ていることは最後まで気がつきませんでした。

監督:ポール・グリーングラス
キャスト:
ジェイソン・ボーン : マット・デイモン
マリー:フランカ・ポテンテ
パメラ:ジョアン・アレン
キリル:カール・アーバン


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今更ながらのNextTrain(備忘録) [日記(2008)]

 定番アプリで今更なんですが、w-zero3[es]のハードリセットで外したNextTrainを、11月の時刻表改定を機に再導入しました。
 出勤電車はだいたい決まっているし、帰宅の電車も10分間隔で発車しますから、あまり必要性は感じないのですが、忘年会等何かと帰宅時間が不規則になる12月には便利かもしれません。
 時刻表の自動生成アプリもあるようですが、Palmの頃からtxtで書いています。拡張子は【.TBL】です。
面倒な様ですが、一度作ると微修正で使い回しができます。乗り換えは表示できませんが、まぁいいでしょう。
nexttrain1.jpg nexttrain2.jpg
以下備忘録(時刻表)。

 NextTrainを入れると『後何分』と出ますから、w-zero3[es]の時計が正確でないと調子悪いですね。ネットで探したHttp Adjust Clockを入れました。
時刻合わせ.jpg


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今年の梅ジャム [日記(2008)]

梅ジャム.jpg
 ここで漬けた梅酒の梅を取り出して梅ジャムを作りました。昨年は取り出すのが遅かったので美味しくなかったのですが、ちゃんと今年は梅の香りのするジャムが出来ました。カスピ海ヨーグルトに入れて食べましたが、イケます。


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ミミガーチップ ミミスター [日記(2008)]

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 娘の沖縄土産、ミミガーーチップ『ミミスター』。世の中には不思議な食い物もあります。
img079.jpg img078.jpg
コタツでネットです、快適。コイツは私の膝で眠っているのですが、時折首を伸ばしてのぞきにきます。コイツの耳も十分ミミガーになりそう。

【追記】
ミミガーではなく『ミミンガー』だと思っていました。ミミンガーの方が何となくゲテモノっぽいですよね。


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