画家を取り上げた映画は『レンブラントの夜警』(ピーター・グリーナウェイ)、フェルメールを扱った『真珠の耳飾りの少女』、異端審問を扱った『宮廷画家ゴヤは見た』(ミロス・フォアマン)、モディリアーニの『モンパルナスの灯』(ジャック・ベッケル)を見ましたが、4作品ともなかなか面白いです。

 レンブラント工房を主宰する隆盛と破産の両極端を生きたレンブラント、独特の光と贋作盗難に彩られた謎の画家フェルメール、華やかなスペイン宮廷画家として活躍の後黒い絵を書いたゴヤ、貧困と薬物中毒で命を縮め死後名声を高めた伝説の画家モディリアーニなど、画家(芸術家)とは一癖も二癖もある魅力的な素材です。
 こんどはミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ。