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SSDに換装 四苦八苦 [日記 (2020)]

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 DELLのデスクトップでSSDを一度使うと、もうHDDのPCには戻れません。まさにスピードは麻薬で、ノート(dybabookR731)の方もSSDに換装しました。スンナリいかずに四苦八苦。

システムの復元を使う →失敗編(次回のために記録)
 OptiPlex 3040で修復disk、システムイメージを作った際に、このふたつを使えばクローンのSSDが作れることを知り、これでやってみました。MacのTime Machineのようなもの?。買ったのは500GのSSD、ノートの方は1TのHDDです。クローンを作るためには、HDD容量>SSD容量の必要があり、これは《ディスク管理》の《ボリュームの縮小》で1Tを500G以下にすればOKらしい。データをすべて退避させて容量を減らし、上右の画像(撮り忘れたのでSSDは成功後の画像)のように縮小、これで行けるはずが…

システムイメージを復元できませんでした。
エラーの詳細:BIOS上でアクティブに設定されているディスクが小さすぎるため、元のシステムディスクを復元できません。ディスクをより大きいものに置き換え、復元操作を再試行してください。(0x80042407)

何度やってもエラー0x80042407。500G→300Gと縮小し、終いには最小の180Gまで縮小、回復パーテーションも削除してもダメ。何処で間違ったんだろう?。

EaseUS Todo Backupを使う →成功編
 今度は専用アプリEaseUS Todo Backup Free を使ってみました。クローン元とターゲットを決めてボタンをクリックすればあっけなくクローンSSDが完成。失敗編は何だったんだろうというあっけなさです。無事立ち上がり、Cボリュームを拡張すれば500Gに戻りました。後はバックアップしたデータを戻すだけです。クローンの便利なところは、アプリを入れ直さなくていいところ。
 i3-2350M、4Gと非力なPCがよみがえりました。メデタシ。
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タグ:絵日記
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呉善花 侮日論 「韓国人」はなぜ日本を憎むのか (1) (2014文春新書) [日記 (2020)]

侮日論 「韓国人」はなぜ日本を憎むのか (文春新書)  呉善花氏の著作は何冊か読みましたがどれも面白いです。本書は、氏の「反日韓国論の集大成」だそうです。

 第一章  言論弾圧国家としての韓国
 第二章  反日主義はどのように変遷してきたか
 第三章  侮日観の伝統と華夷秩序の世界観
 第四章 「血の一体性」の意識に基づく民族感情
 第五章 植民地化を絶対的な悪とする考えは間違っている
 第六章 私はどのようにして反日から親日へ変わったのか

侮日観の伝統と華夷秩序の世界観
 司馬遼太郎は、『壱岐・対馬の道(街道をゆく13)』で、江戸時代の朝鮮通信使・申維翰の著者『海游録』を引用して日韓関係の難しさを書いています。対馬藩の応接係で儒者の雨森芳洲は申維翰と交誼を結び、朝鮮は日本人をなぜ「倭」と蔑むのかと問います。申維翰は秀吉の朝鮮征伐など日本民族の侵略的性癖を蔑んで倭というのだと答えます。また申維翰は、雨森との交誼にも関わらず、『海游録』で彼を罵倒し親しい関係を否定しています。日本人と親しい間柄だと分かれば親日と避難されるためです。

 朝鮮と日本の関係は、時に個人レベルでの友情も成立させ難いほどに難しい。そのことがすでに十八世紀初頭から存在していたのである。

と嘆息します(申維翰と雨森芳洲のエピソードは本書にもあります)。18世紀の朝鮮には、既に日本人への侮蔑と傲りがあったようです。朝鮮通信使・申維翰にあったのは、「反日」ではなく本書で言う「侮日」です。その「侮日」が1945年の解放以降「反日」のイデオロギーに変質していった、というのが本書の主題です。

 「侮日」は、朝鮮の伝統的な「小中華思想」と、日本の「朝鮮侵略の歴史」に根ざしたものだといいます。朝鮮は、伝統的に中国に冊封体制をとり中国を宗主国とした国です。強大な中国と国境を接する半島国家ですから仕方がありませんが、李氏朝鮮は中国に卑屈なまでに臣下の礼をとり、儒教を取り入れ、国そのものを中華風に仕立てることで強大な中国の侵略から身を護ってきました。寄らば大樹の陰、中国の傘の下の安全保障、「事大主義です」。著者は李朝が事大主義政策をとったのは、小国としてはやむを得ない選択だったとしつつ、上下関係を重んじ礼を尊ぶ儒教思想に裏打ちされた事大主義が価値観として定着し、国家に覇気が失われたことを批判します。

 事大主義よって華夷秩序に組み入れられた朝鮮は、

やがて自らは中国と文化的同質性をもった「小中華」である、という自負をもつようになっていきました。ところが李朝は、蔑視すべき夷族である女真族が明を滅ぼし、満州族が中国に清王朝を開くに至って、大きな矛盾にぶつかることになります。つまり、現実には清国に事大しながら、心のなかでは清国を夷族として蔑視する、という矛盾です。

この葛藤の鉾先が向かった先が倭?。清をあからさまには侮蔑出来ないが、日本なら小中華の自負を以って侮蔑しても問題ないわけです。

中華主義では、中華から文化的な距離があればあるほど野蛮とみなされましたから、中華主義を奉じた朝鮮半島諸国にとっては、日本は明らかに自らよりも劣った野蛮な夷族の地と認識されました。

・・・自らはより中華に近く、隣国の日本はより遠い。この日本との文化的・地理的な距離の差異によって、朝鮮半島諸国は、伝統的に日本に対する優位性の意識を保持し、したがって日本蔑視の観点をもつようになったのです。

中国との距離で文化の程度を測られてはたまりませんが、これが「華夷秩序」というものだそうです。この場合の「華」とは清ではなく滅びた明のことでしょう。

中国が夷狄化した以上、正統的な中華主義を奉ずるのは、もはや我が国しかないという認識に立ち、「大中華」なき世界で唯一の「中華」であることを、大きな誇りとするようになっていったのです。これが李朝特有の小中華主義思想です

 朝鮮は世界の中心だというわけです。日本など文化の果てる辺境の夷狄、さらに、日本は昔から朝鮮を侵略した野蛮国。
 ただ分からないのは、儒教の、長幼の序や身分秩序に伴う礼は朝鮮の庶民にもあったと思われますが、「小中華主義」や「華夷秩序」はもともと為政者、知識人の思想だったと思うのですが。申維翰は李朝の高級官僚、三一運動の主体はキリスト教、天道教徒です。一般庶民の対日感情はどんなものだったのか?。日韓併合によって朝鮮の近代化は進み、農業生産高の向上や産業構造の変化によって庶民の暮らし向きは改善されたとするなら、「侮日」「反日」は誰かが意図したプロパガンダによるものだと思うのですが。

侵略の歴史
 いわゆる日本の「朝鮮侵略」と言われるものには、神功皇后の三韓征伐、倭・高句麗戦争(404)、任那の日本府、倭寇、文禄・慶長の役(壬辰倭乱)、征韓論、日韓併合などがあるといいます。
 日本の軍隊が朝鮮半島に行くわけですから、侵略と言われても仕方がありませんが、実態は朝鮮半島を回廊として侵略されるという恐怖の裏返しだったのではないかと思います。李朝は内乱を自力で解決できず、いつ欧米列強に支配されてもおかしくない状態であり、半島に列強が(特にロシアが)進出すれば日本の安全は脅かされます。明治政府は、安全保障の問題として李朝に開国と富国強兵を迫ったのが「征韓論」です。
 「日韓併合」も、植民地化というより、朝鮮半島を南下するロシアに危機感を募らせた結果と考えられます。高宋がロシアと接近し、ロシア公使館に逃げ込む一連の行動が日本の危機感を煽ったわけです。

 「文禄・慶長の役」では多くの文化財が灰燼となっていますが(唐辛子が伝えられキムチが作られるようになった!)、日韓併合でどんな「被害」があったかは?です。この一連の歴史をもって、日本は侵略的で野蛮な国だとなります。これに小中華思想が加わったものが「反日」だといいます。韓国では、1875年の江華島事件~1945年の開放に至る70年間を、日本に対する反侵略戦争の歴史と位置づけているそうです。反日には70年の「恨」が込められていることになります。従って、反日の

その真の目的は「植民地化をもたらした日本民族の侵略的で野蛮な資質」を「日本人に自覚させ直させる」ことにあります。

だそうです。70年の反日の歴史が不買運動に繋がっている?。
 →続きます。

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柿 収穫 [日記 (2020)]

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 面倒なので数えていませんが100個近くは採れたと思います。まだ20~30個枝に残っていますが、これは鳥に食べて貰います。干し柿にしますが、皮をむくのが大変。

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DVDレコーダーからHDDを救出 [日記 (2020)]

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 DVDレコーダーを買い換えるというので、古いレコーダーを貰ってきました。2006年発売のSHARP DV-AC34、14年前の機種です。目当てはHDD。ビスを5本ほど外してカバーを取ると3,5インチ400GのHDD(SamsungのSATA)がのっています。HDDは何台かあって必要というほどのことは無いのですが、捨てるのであれば使えるパーツは回収するというのが、「ジャンク道」ですw。
 PCにusb接続するとdisk2として認識。フォーマットすると普通に使えます。余っているケースに入れて、レコーダーの「外付けUSBハードディスク」にしました。レコーダーでHDDを登録し、フォーマットすれば難なく使えます。外付けHDDに直接録画すること出来ないようで、一度本体に録画してHDDにダビングするようです。

 捨てるレコーダーが無事活用できましたw。ということは、DVDレコーダーのHDDを載せ替えれば大容量にできるということですね。2Tの壁があるかも知れませんが。

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着メロは「ピーターと狼」 [日記 (2020)]

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 映画『ブレードランナー2049』で、ヒロイン・ジョイのテーマがプロコフィエフの「ピーターと狼」です。この曲は、ホログラムの女性ジョイとホログラムに恋するブレードランナーKに実に似合ってます。着信音が「ピーターと狼」というのは、チョッとシャレているのではないかと試してみました。

 某サイトにちょうどいいのがあり、これを録音して必要部分を切り出しました。スマホの音声レコーダーを立ち上げておいて曲を流して録音、前後の不要部分をカットすれば9秒の着メロとなります。出来上がったファイルは拡張子がm4aなので、これをPCのrial playerでmp3に変換して着信音に登録(これって合法なのかどうか?)。

 着メロなど興味無かったのでスマホのお仕着せで済ましていましたが、けっこう楽しいものです。『ドクトル・ジバゴ』の「ララのテーマ」も気に入っているので、もう1曲作ってみます。
 電話が掛かってくることなど滅多に無いのですが、電車の中で「ピーターと狼」を鳴らしてみたいですw。

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絵日記 メジロ [日記 (2020)]

IMG_0311.jpg canon eos kiss+250mm
 熟れた柿を食べに来ました、ちゃんと熟れたものを選んで食べています。メジロに食べられないうちに、干し柿用に獲ります。

タグ:絵日記
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映画 ロープ 戦場の生命線(2015西) [日記 (2020)]

ロープ 戦場の生命線 [DVD]  原題は”A Perfect Day”、「完璧な一日」。ユーゴスラビア紛争の停戦直後の1995年、ボスニア・ヘルツェゴビナで活動するNGO「国境なき水と衛生管理団」を描いた映画です。ベニチオ・デル・トロ、ティム・ロビンス、オルガ・キュリレンコとスター級を揃えていますが、映画としては至って地味、戦闘も一発の銃声も無い「戦争映画」です。

 村の井戸に死体が投げ込まれ、「国境なき水と衛生管理団」の出番となります。メンバーは国際色ゆたか、保安担当でリーダーのプエルトリコ人(≒アメリカ人)・マンブルゥ(ベニチオ・デル・トロ)、アメリカ人のビー(ティム・ロビンス)、フランス人のソフィー(メラニー・ティエリー)、現地人(ボスニア人?)の通訳ダミール(フェジャ・ストゥカン)の4人。これに、紛争審査分析官のロシア人・カティヤ(オルガ・キュリレンコ)が加わり都合5人。実は、カティヤはマンブルゥの元愛人で、マンブルゥの現愛人と三角関係。カティヤはマンブルゥに未練があるようで、このふたりのギクシャク感、ビーの軽口をダミールとソフィーが受け流し、と民族紛争の戦場で、NGOメンバーの淡々とした日常が進行します。

 マンブルゥたちは死体を引き上げる作業を始めますがロープが切れます。ロープを求めてあちこち駆け回るストーリーですから、邦題は「ロープ」。原題の「完璧な1日」はロープを探し回る彼らの1日に対するアイロニーです。ロープを買いに店に行きますが、ロープは死体を引き上げるためではなく「首を吊る」ものだと売ってくれません。国連軍に死体の処理を頼むも地雷の処理忙しいと断られ、ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国の旗を掲げる施設でロープの借用を頼みますがこれも断られます。

 戦場というにはどうにも緊迫感の無いシーンの連続ですが、道の真ん中に地雷を偽装した牛の死体が放置され、途中でと出会った少年が拳銃を抜く辺りはいかにも戦場。ニコルという少年がロープがあると言い出し、少年の家に行きま。犬を繋いだロープを得るために、睡眠薬の入った肉を食べさせる辺りは笑うしか無いです(結局犬に麻酔は効かず)。こうしたチグハグを『ボーダーライン』のベニチオ・デル・トロやティム・ロビンス、オルガ・キュリレンコが演じます。この映画は何ナンダ?と思うのですが。紛争には戦闘や死、NGOには深遠な理想と使命があると考え勝ちですが、現実というものはこうした平凡な「日常」から成り立っているということかも知れません。死体を井戸に投げ込んだのも、和平を望まない政治的な行為かというと、水を売る商売!。

 少年の家を訪れる辺りから緊迫が高まります。少年の家は爆破され、壁には「犬どもは出てゆけ」の落書き。マンブルゥは言います、

戦争の前は 夫婦のどちらかがムスリムでもセルビア人でも 問題なかった
戦争が始まると亀裂が生じ ここも危なくなった
だから子供を祖父母に預け夫婦は逃げ延びた 安全な地へ
だが逃げている間に 家は隣人に爆破され戻れない 最悪なのは・・・

 ニコルの両親は紛争の避けるために町を離れ、祖父の元で暮らしていますから、このセリフはニコル一家を指し一家は「民族浄化」に巻き込まれたのです。そして「最悪」が明らかになります。
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 死体からロープを確保したマンブルゥたちは、井戸のある村に戻る途中セルビア軍?の検問に引っかかります。ボスニア人?を拉致した軍は、NGOの通行を許可せず、ボスニア人の通訳ダミールは身の危険を感じて通訳を拒否。多民族国家旧ユーゴスラビアの複雑な政治状況を反映しています。セルビア、ボスニア、ムスリムが憎み合う世界と、アメリカ、フランス、ロシアの混成NGOが対置されます。

 NGOの地雷原からの脱出が、この映画の「希望」です。前半で、地雷原を牛を追う老婆が登場します。危ないから引き返せと言う国連軍に、老婆は、毎日家へ帰る道だ、空を飛べというの?、と本能で地雷を避ける牛の後を追ってゆうゆうと地雷原を渡ります。老婆の日常は民族紛争も地雷も超えていたことになります。NGOが地雷原で立ち往生した時この老婆が現れ、彼らは老婆の後を追って地雷=戦争を回避します。

 新しいロープで死体を釣り上げ井戸を浄化出来たのか?。国連軍管轄地域らしいオチが用意され、NGO一行は次のミッション、難民キャンプのトイレからあふれ出た汚物の処理に向かいます。
 ドラマ性に乏しい地味な映画ですが、戦争という非常に日常のしたたかさを対置させた、紛れもない反戦映画です。

監督・脚本:フェルナンド・レオン・デ・アラノア
出演:ベニチオ・デル・トロ、オルガ・キュリレンコ、ティム・ロビンス、メラニー・ティエリー

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フローベール ボヴァリー夫人 第三部 (2015新潮文庫) [日記 (2020)]

ボヴァリー夫人 (新潮文庫)
ボヴァリー夫人  エンマは、駆け落ちの前日に恋人に逃げられてショックのあまり寝込み、その間一ヶ月あまりシャルルは付きっきりで看病します。シャルルはエンマの不倫を露ほども疑わず、寝込んだ妻を看病するわけです。回復すると、シャルルはエンマを元気つけるためにルーアンにオペラを観に連れてゆき、ここから第三部が動き出します。エンマは第一部で登場しパリに去った恋人レオンと再会します。夫が妻の不倫のお膳立てをしているようなものです。
 
三年ぶりに彼女に再会してみると、彼の恋心は燃え熾(さか)った。覚悟を決めなければならない、とうとうこの女をものにするのだ、と彼は思った。それに、その内気さも はしゃいだ学生仲間たちとの触れ合いで徐々に失われ、彼が田舎にもどってきたときには、パリの大通りのアスファルトをエナメル革の靴で踏んだことのない人間をみな軽蔑していた。
 
 内気だったレオンも、「パリの大通りのアスファルトをエナメル革の靴で踏ん」で、一人前の男となったようです。「この女をものにするのだ」というのですから、第二部のロドルフ同様に下心を持ってエンマに近づいたことになります。エンマがそうした男を惹きつけるのか?、男は本来そうした存在なのか?、フローベールは、男女の「生態」をリアルに描きます。
 
 シャルルもレオンとの再会を喜び、ご丁寧にも、気晴らしにルーアンに数日滞在することをエンマに薦める有様。レオンは早速エンマを口説きにかかります、
 
大通りの版画屋に、詩の女神を描いたイタリアの版画がありました。「女神はどこかあなたに似ていたのです」。ボヴァリー夫人は、こらえきれずに口もとに浮かんできてしまう笑みを見られまいとして、顔をそむけた。
 
口説かれて悪い気はしませんから、「こらえきれずに口もとに浮かんできてしまう笑み」です。エンマにとってレオンは、一度は恋情を覚えた男性ですからなおさらのこと。
 
「きかん坊ね、あなたって! さあ、お利口さんにしてね! お願いよ!」
彼女は、二人の恋がさまざまに不可能であることを説いて聞かせ、二人はかつてと同じく、姉弟のように単に睦まじい仲でいなければならない、と指摘した。彼女は本心からそう言ったのだろうか?  おそらくエンマも、誘惑の魅力と誘惑から身を守る必要とにすっかり気をとられて、自分でもそのことはまったく分からなかっただろう、そして、優しいまなざしでこの若者を見つめながらも、彼が震える手でおずおずと試みる臆病な愛撫を、彼女はそっと押しのけた。(あまりいい訳ではありませんね)
 
ロドルフとの不倫に懲りたのか、なかなか殊勝な心がけですが、はたして?。

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フローベール ボヴァリー夫人 第二部 (2015新潮文庫) [日記 (2020)]

ボヴァリー夫人 (新潮文庫) 「ボヴァリー夫人」論 (単行本)  続きです。エンマは凡庸な夫シャルルとの結婚生活で鬱病?にかかり、シャルルは妻の転地療養のために引っ越します。引っ越した先で、エンマは公証人役場の書記レオンと知り合い、小説に音楽、芝居と趣味が合い親しくなります。第一部で妊娠したエンマは娘を出産しますが、息子を望んでいた彼女はここでもまた裏切られるわけです。
 不倫小説とはいえ、いきなり不倫とはなりません。修道院の寄宿学校で恋に憧れ、恋を経験しないまま中年の医師シャルルと結婚したエンマは、不倫の前哨戦としてまずレオンと恋をします。『赤と黒』では、ジュリアンはハシゴを使ってルナール婦人の寝室に忍び込みますが、レオンにそんな度胸はなく、エンマも一歩を踏み出せません。駆け落ちを空想し、どうにもならないと分かると良妻賢母を演じたり、娘に当たり散らしたりと情緒不安定を繰り返します。レオンは、成就しそうにもない恋に疲れ、法律の勉強をするためパリ去ります。
 冷めた眼で読めば、子供まである人妻が若い男に恋い焦がれる姿は滑稽ですが、これは後の不倫へと続くフローベールの周到な伏線です。

 レオンを何故引き留めなかったのか、むざむざとパリに行かせたのかと悔やむエンマの前に、ロドルフ・ブランジェが現れます。シャルルがロドルフの使用人を診察したことで、ふたりは出会い、ロドルフはエンマをひと目見るなり、

あいつは恋を切望している。甘い言葉を少しかけてやれば、こっちに惚れるのは間違いない! きっと柔らかいだろうな! すてきだろうな! …そうだ、そのあとどう縁を切るかな?

 見事にエンマを見抜きます。ロドルフはエンマと同じ村に住む中年の有閑階級で、若い女を囲っているという遊び人。ロドルフの登場によって、若い人妻と青年のプラトニックな恋は好色漢と欲求不満の人妻の不倫となります。

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Wondows10 で ビデオキャプチャ [日記 (2020)]

ゲームキャプチャ.jpg キャプチャ.jpg

 続きです。例の〈win key+G〉です。ゲーム画面のキャプチャ用アプリのようです。旧PCではこれが使えなかったので、試してみました(オンボードのグラフィックスは”インテル グラフィックス 530”)。”NHK+”とTVドラマを録画してみましたが、画質はともかく録画できました(2時間の制約あり)。1時間のドラマをキャプチャーするとサイズは4Gになります。〈win key+G〉で立ち上げ、●で録画スタート■で終了、簡単です。録画ファイルは、windowsの”ビデオ”のキャプチャというフォルダに保存されます。

 使い道ですが、例えば、NHK+の見逃し再生で録画、あるいは必要な部分だけ録画、とうのが可能となります。つまり、Prime VideoのTVドラマや2時間未満の映画は録画できてしまう!(契約違反ですが)。

 HDDレコーダーと違った使い方が出来て便利です。
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 左は<ユニバーサル オーディオ ジャック>をヘッドフォンにつなぐアダプタ。その右はUSBサウンドカード、右端はオーディオoutとマイクinに分岐させるアダプタ。これがあれば便利です。

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