タイムラインと言えばtwitterですが、英辞郎をみると時刻表、年代記、歴史、時系列などの訳語が出てきます。時間の流れ、そんなところでしょう。映画に即して言うと、現代のタイムラインと1357年のタイムラインが交差する物語です。有り体に言えばタイムトラベル、時間旅行なんですが、タイムラインと言うと響きが新しいですね。

 フランスの遺跡発掘現場、1357年当時の姿で発掘された修道院の地下室から、発掘責任者ジョンストン教授の老眼鏡のレンズと教授の筆跡でHelpMeと書かれたメモが発見されます。1357年の修道院に教授がいるわけはなく、何だなんだナンダという幕開きで、観客は一気に映画に引き込まれるわけです。