【読書】
 昨年は57冊読んだのですが、今年はウォーキングを始めたりスマホで遊んだり、何だかんだヤルことが多かったので、読書は44冊と全くふるいませんでした。今年の収穫はドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」読破。19世紀のロシア小説が今日でも「読める」ということが驚きです、文学なんでしょう。今年のベスト5です。

グレアム・グリーン 情事の終わり
映画「ことの終わり」が面白かったので再読。大学生の頃読んでこの「カトリック小説」がもうひとつ理解できませんでしたが、「不倫」の分かる歳になって「神」も分かったと云う笑い話。不倫小説、ミステリーとして始まって信仰告白の小説として幕を閉じます。ひょっとして、グレアム・グリーン版「大審問官」?などと思ってしまいます。