紫禁城の黄昏―完訳 (上)

  • 作者: 中山 理
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本


 1919年~1930年、皇帝・溥儀の家庭教師を務めたR・F・ジョンストンによる清朝末期の中国の政治(=紫禁城の宮廷)を扱った1934年刊行のノンフィクションです。どうでもいいですが、『ラストエンペラー』ではジョンストンをピーター・オトゥールが演じています。
ここで書いたように、ノンフィクションを楽しみながら『「東京裁判」と「岩波文庫」が封殺した歴史の真実』まで探求できるという二重の楽しみまで期待できそうな本です。そういう視点で読むと興味が深まるかもしれません。