今年の話題2作が、奇しくもオウム真理教事件を取り上げていることは興味深いです。地下鉄サリオン事件から15年、作家の中で発酵するにはそれほどの時間が必要なのでしょう。
来年は、『1Q84』BOOK3とカルロス・ルイス・サフォン『
風の影』の続編が出るので楽しみにしています。ストックも100冊を超えたので、コッチもぼつぼつ・・・。
それと、
ゾルゲ事件の基礎資料を入手したので少しづつ読んでいます。来年は関係資料の収集と読書をしたいものです。
【映画】
83本観ています、自分で借りたのや家族が借りた、全部DVDです。DVDで見る映画は映画じゃないと言われそうですが、旧作が見れるし手軽で安価です。後17本見れば目出度く100本まで来ました。
【パソコン】
年初にHPのML115というサーバを
デスクトップに仕立て、この1年使っています(私のblogの中では、この記事が1番人気があるようです)。スペックから言うと大したことはないのですが、3万ちょっとで人並みの性能が得られたので満足しています。TP31Xを息子に取られたので、
DynabookのSS1600というジャンクを買ってきて使い出しました。修復はけっこう手強かったのですが何とかクリア、無事Xpが動くようになりました。メモリ積んで
SSD化してあります。軽いのでモバイル用です。
パソコンは道具ですからこの程度で十分かなと。HDDがいっぱいになったので、来年は1Tを積もうかなと考えています。
【PDA】
相変わらず
W-zero3[es]です。年初にフレキが切れるというアクシデントで入院しましたが使い続けています。携帯ではnet接続しないし、電話もかかってこないし、スケジュール管理とエディタ、辞書利用がほとんどです。今年のトピックは、
wikipediaオフライン検索ができるようになったこと、
4G、8GのSDHCが使えるようになったことです。wikipediaオフライン検索は、百科事典が増えたようなものですから、wikipedia+広辞苑+英辞郎のコンビは協力です。8GのSDHCは動画を入れるために導入しましたが、[es]で動画は無理がありますね。
Willcomの次世代PHSを待っているのですが、地域限定の試験的なものであったり、私的整理に入ったり、大丈夫?と言いたくなります。kindle for iPhoneが出るに及んで、iPhone乗り換えもありかなと思いだしました。しかし、環境を1から構築するのは面倒だし、QWERTY Key無しでテキスト入力はどうなんだろうか?とか思案中です。
【工作】
歳を取るとおっくうになって、なかなか進展しません。真空管の無線機を作ろうとジャンク箱を漁りだしたのですが、頓挫。いろいろ手を付けているので、来年はまとめたいです。
【blog】
映画を見るようになって、so-net事務局より『まめ度』5を貰うほど更新頻度は上がっています。と言うか、読書blogが映画blogになりつつあります、笑。
1Q84発売前に、ネットで情報収集していろいろ書いている頃はアクセスが凄かったです。1日2,000のページviewがありました。私も含め、新潮社の宣伝に上手に乗せられたわけです。
【その他】
Kindle 2 国際版の発売は久々に熱くなるニュースでした。電子書籍リーダーそのものはパナソニックとsonyが5年前に出して撤退しましたから、どうということはないのですが、
●国際版というものが世界100カ国で発売された
この2点に尽きるとおもいます。英語の世界に入ると情報量は一気に100倍になると言われますが、来年は英語の錆落としでもしてトム・ロブ・スミスの新作をkindleで読んでみようかと。
もうひとつはGoogle和解問題です。どちらかと云うと国会図書館の書籍電子化の方に興味があったのですが、Googleの方が遙かに規模が大きく、はらむ問題も重大です。著作権と(大きく云えば)共有財産としての『知』のせめぎ合いです。Googleが出版界に突きつけた『絶版』の問題は大きいです。
Kindle、グーグル・エディションと、2010年は電子書籍元年になりますね。と言いつつ、まだKindleを買っていません。
・・・と、まぁこんな1年でした。