日の名残り コレクターズ・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD

 『上海の伯爵夫人』が面白かったの引き続きでジェームズ・アイヴォリーです。

 また何と古風な映画ですか!。1920~30年代のイギリス上流階級の執事(butler)とハウスキーパー(housekeeper)の話しです。執事と言うのは言葉としては知っていましたが、すごいものです。執事に対するハウスキーパー(字幕では女性スタッフ・・・古風に言えば女中頭)という職業も初めて知りました。

<<執事>>
男性使用人の監督、灯りの準備、戸締まり、火の始末など全体的な管理業務も行う。
主人への給仕とそれに関連した食器類、酒類の管理
<<ハウスキーパー>>
執事が主人に仕えるのに比べ、女主人に仕え女性使用人を管理・統括する。
食料品貯蔵室の鍵を持ち食料、リネン、高価な陶器を管理。

こういう予備知識を仕入れて見ると面白いかもしれません(Wikipedia)。

 映画は、『ダーリントン・ホール』の執事スティーヴンス(アンソニー・ホプキンス)を主人公に、第二次大戦前夜の回想と現在(1950年代)が描かれます。