(2006独仏西 Perfume: The Story of a Murderer)

 また凄い映画です。香り・臭いへの異常な嗜好はハンニバル・レクターのカニバリズム以上にグロテスクでかつ官能的です。

 18世紀のパリ、臭いに異常に敏感で数万種類の香りを嗅ぎ分ける香水調剤師グルヌイユの物語。以下ネタバレですが映画のプロットを列記します。

●主人公グルヌイユは動物や魚の内臓の悪臭溢れる場末に産み落とされる。
●路で出会った少女の臭いに誘かれて後を追い結局殺してしまう。