原題:HOUR OF THE GUN。
 ジョン・スタージェスは、バート・ランカスター、カーク・ダグラスで『OK牧場の決斗』を撮っています。ここによると、

映画はヒットしジョン・スタージェスの代表作とも評されたが、スタージェス自身は作品の内容に不満で後に『墓石と決闘』(Hour of the Gun, 1967年)でワイアット・アープとドク・ホリデイの物語を作り直した。

とあり、その『墓石と決闘』がBSで放送されました。『荒野の七人』『大脱走』『鷲は舞いおりた』のジョン・スタージェスが、『OK牧場の決闘』が気にいらずに作りなおした、というところがミソです。
 『OK牧場の決斗』は、OKコラルの決闘(虐殺)で終わっていますが、『墓石と決闘』はOKコラルの決闘から始まるワイアット・アープの復讐の物語です。