本日の行程           ルートから外れた!
 旧伊勢街道は鈴鹿→津を走ったので、今回は津→松阪です。目当ては、松浦武四郎記念館、小津安二郎 青春館、本居宣長 鈴乃屋。旧街道は迷いやすいので、「地図ロイド」でルートマップ(ログ)を作成し、スマホでナビしました。三回ほど迷子になりましたが、おかげですぐルートに戻れます。「みえれきし街道」のpdfを参考にしました。
 6時間弱、48kmのポタリングです。
 
雲出橋の常夜灯            松浦武四郎記念館
 北海道の名付け親です。立派な記念館のわりに展示物は少ないです。入館料310円はちょっと...。近くの伊勢街道沿いに生家?がありますが、残念ながら修復中でした。
 
               伊勢街道最大の道標(3m)  
 
忘井                 舟木家長屋門
 別れゆく 都の方の恋しきに いざ結びみむ忘井の水 
 
薬師寺                仁王門 
 
小津家                長谷川家
 
小津安二郎 青春館
 『東京物語』の小津安二郎です。松阪の名門・小津家の家系につながるらしいです。そう言えば、親父の同僚にも松阪出身の小津さんがおられたし、高校の同級生にも松阪から通っている小津がいました。
「青春館」は昭和の趣の映画館で、看板は小津作品です。『東京物語』で、大阪志郎の「出張で松阪に行ってまして」というセリフがあります。この松阪の音が「まっさか」で、父母も松阪を「まっさか」と発音します。 
 
松阪城                 本居宣長 鈴乃屋
 歴史の教科書に載る三重県人といえば、この人と芭蕉くらいです?。本居宣長は『源氏物語』の「色好み」に憧れ、不倫に走ったか何か...(アイマイモード)。この人も小津家らしいです。
 鈴屋は松阪城内にあります。本居宣長がお城の中に住んでいたわけもなく、移築されたもので、旧宅跡は魚町にあります。鈴屋の近くに記念館もあるのですが、改装中で見ることができませんでした。

その他
小津家(松阪商人の館)、長谷川家、舟木家長屋門など連子格子の古い民家があり楽しめます。極めつけは、薬師寺と仁王門。平安時代の羅城門もかくやという荒れようでなかなか趣です。