U・ボート ディレクターズ・カット

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD


 ここで原作を手に入れたので、読む前に再度DVDを観ました。
 ドイツ映画です。NHK・BSの録画で観たので全編これ耳慣れないドイツ語でしたが、いや良かったです。潜水艦映画と云うとクルト・ユルゲンスとロバート・ミッチャムの『眼下の敵』を思い浮かべますが、『Uボート』もこれぞ戦争映画、男の映画です。
 ソナーの探査音のインターバルが短くなり、駆逐艦のスクリュー音が次第に近づき、映画と分かっていても観ているこちらまで緊張します。駆逐艦に追われて、制限深度90mのUボートが230mまで潜ります。水圧で船体が悲鳴を上げ艦内のボルトが弾け飛ぶ緊迫感は手に汗を握ります。『Uボート』は潜水艦映画の醍醐味を堪能させてくれます。