マグダラのマリア―エロスとアガペーの聖女 (中公新書)

  • 作者: 岡田 温司
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 新書


 何故『マグダラのマリア』なのか?
云わずと知れた『ダ・ヴィンチ コード』です。
 端折って云うと、キリストには妻(マグダラのマリア)がいてその家系は連綿と現代まで続いている。キリストの家系の謎解き、その家系を守るシオン修道会と、キリストに子孫がいると困るオプス・デイという宗教組織(背後にヴァチカン)との抗争を描いたのが『ダ・ヴィンチ コード』です。
 
 ダン・ブラウンの小説を読んだときはそれほど面白いとは思わなかったのですが、映画を観て興味を惹かれました。『最後の晩餐』のヨハネが女性であるとイアン・マッケラン(役の名前は忘れました)がソフィーに映像で説明するシーンには、驚かされました。誰も知っている『最後の晩餐』に女性が描かれていたのですから!。この女性こそが『マグダラのマリア』というわけです。

以下は私の備忘録です(間違いがあっても責任は持てません)。