魯迅
ここの記事によると、『村上春樹の新作「1Q84」は「魯迅に捧げる中国色溢れる作品」』だそうです。また、『タイトルの「1」がアルファベットの大文字「I」につながり、「Q」は名前。つまり「『私はQ』。IQ84の意味だ」』と云うことだそうです。魯迅の『阿Q正伝』です。村上春樹が魯迅の影響を受けているとは初めて聞いたのですが、東大の偉いセンセイの仰ることですからきっとそうなんでしょうが、ピンときません。『阿Q正伝』を読んだのは数十年前の高校生の頃だし、面白かったという記憶もありません。主人公の名前がQというのはあり得ますね。
実は、単に
1Q84が待ち遠しい、と書いたblogの記事が、毎日20件以上のアクセスがあるのです。キイワード検索で引っかかるのでしょうが、何か検索で引っかかる事自体申し訳ない様な中身なんですが、そんなに村上春樹の新刊が注目されているのでしょうか？個人的には、『1Q84』と『太陽を曳く馬』が同時に出たら、後者を買いますが･･･笑。
我が家の本棚にも石田何とか、東野何とか、とかの文庫本が並ぶようになり、娘や家人が読んでいるようです。およそ本と縁がなかった家族が読書をするようになったとは、最近読書する人が増えているのでしょうかねぇ。
それにしても、この2冊は待ち遠しいですね。それと、
『似せ者』、『
仲蔵狂乱』を読んで以来待っていた、松井今朝子の『吉原手引草』が文庫本になりました。沢木耕太郎の『凍』も北 康利の『白洲次郎 占領を背負った男』も文庫になってますから、忙しいです。
amazonから1Q84予約受付のメールが来ました。1,890円×2ですから久々の散財？（何時も100円の古本）。これで期待を裏切られたら目も当てられません。5月30日が楽しみです。
村上春樹 1Q84 BOOK1 ⇒
こちら BOOK2 ⇒
こちら凍 (新潮文庫)
- 作者: 沢木 耕太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/10/28
- メディア: 文庫