映画 エイリアン4（1997米）

　今更ですが『エイリアン4』です。動機はジャン＝ピエール・ジュネ。ジャン＝ピエール・ジュネがエイリアンを料理すればどうなるんだろうか？という興味です。

　エイリアン１：リドリースコット

　エイリアン２：ジェームズ・キャメロン

　エイリアン３：デヴィッド・フィンチャー

　エイリアン４：ジャン＝ピエール・ジュネ

エイリアンは監督に恵まれていますねぇ、デヴィッド・フィンチャーは初監督らしいですが。

　さて映画なんですが、死んだはずのリプリーが何で生きているんだ！　⇒　クローン再生、何でもありです。

リプリーがクローンだと知ったロン・パールマンに、おまえはモノだと言われてます。このクローン人間リプリーとアンドロイド（ウィノナ・ライダー）が活躍するのですから、映画は最早人間を必要としなくなったんでしょうか？。アンドロイドですから、銃で撃たれても死にません、まことに便利な存在です。このアンドロイドなんですが、体内にエイリアンを宿した人間を助けようとします。アンドロイドだと知ったリプリーは言います、人間はあんなに優しくない。ロン・パールマンも言います、ロボットにハートがあるとは知らなかった。

　相変わらずリプリーは強い、おまけにリプリーと最期まで生き残るアンドロイド（ウィノナ・ライダー）も女性？で、女性は強い！という映画になっています。

　男性陣はと言うと、これはロン・パールマンとドミニク・ピノンに尽きます。このふたりが自分のキャラクターで演じると、もう何をか言わんや！。ロン・パールマンはいつものキャラクターですが、ドミニク・ピノンは身障者のメカニックとして電動車椅子で現れます。車椅子が使えない場所では同僚に背負われ、エイリアンに銃をぶっ放す役どころ。監督のジャン＝ピエール・ジュネだから出演できたのでしょうが、十分期待に応えたキャラクターに仕上がっています。このコンビは『ロスト・チルドレン』で実証済みの様です。

　で何処がジャン＝ピエール・ジュネなのか？　⇒　分かりません。

　何でもリドリー・スコットで『エイリアン５』の計画があるようです。エピソード１ならぬ、第１作以前の時代設定で、スペース・ジョッキーの謎が明らかにされるとか。？ですが、楽しみにしたいと思います。

　

ロン・パールマン＆ドミニク・ピノン　　　　　　　　　　スペース・ジョッキー

『デリカテッセン』（1991年） 
『ロスト・チルドレン』（1995年） 
『エイリアン4』（1997年） 
『アメリ』（2001年） 
『ロング・エンゲージメント』（2004年）

『ミックマック』（2009年）

監督：ジャン＝ピエール・ジュネ

出演：シガニー・ウィーバー　ウィノナ・ライダー　ロン・パールマン ドミニク・ピノン