TX9Vの引き出し方              3Wアンプ
 
 PL6との接続                  こうなる予定

 ジャンクのMX-6です。出力が100mW(定格上は250mW)ではさみしいので、MX-6sの10Wリニアアンプをつないでみました。ピコ6用 3WリニアアンプPB-63の取説に接続方法が載っています。 とりあえずやってみました。1Wしか出ません!。本体が100mWですからこんなもの?。もっとも、パワーメーターがFCZのキットですから、正確かどうかは?ですが。
  【追記】パワーメーターを再較正したところ、150mW→1.5W程度になりましたが、正しいのかどうか。

 MX-6の100mWが何とかならないかと回路図を見ると、T型フィルタのTC1、L8、L9あたりの同調を取り直せば何とかなる?。開腹してみると、TC1は固定コンデンサになっています。

                          左下L8、L9
 コイルを回したところ、L9のコアが下まで落ちてしまい→出力ゼロ!。ネジが馬鹿になって戻りません。仕方がないので、竹串にアロンアルファを付けてソロソロとコアを引っ張り出し、輪ゴムを2cmほどに切ってコアと一緒にねじ込みました。何とか修復できましたが、L8、L9で出力増加は見込めず。
 
 後はL12,L13のソレノイド・コイルを調整棒で無理矢理伸ばしたり縮めたり →一目盛(1mW)だけ変化(笑。それにしても凄い集積度で、素人が手を入れることはちょっと出来そうにありません。開けたついでに、キャリア調整のTC2を探しましたが見つかりません。これも固定コンデンサに置き換わっているのかもしれません。バラモジはICですから、キャリアバランスの調整のしようがありません。
 あえなく敗退です。何かいい知恵ないものでしょうか?
 
 左下がソレノイドコイル、基板はジェネレーター部