【サイクルコンピュータ】 
 
スマホ(Xperia arc)装着        地図ロイドのナビ
 
 サクルコンピュータ →サイコンと言うらしいです。ナビにロガーやスピードメーター、消費カロリー計算などを組み合わせたものです。山歩きに使っている地図ロイドと山旅ロガー同じことができるので(カロリー計算はX)使ってみました。
 地図ロイドのメリットは、国土地理院の地形図が利用できることと、同一地図がgoogle map、yahoo地図、航空写真に切り替えができることです。地形図には、google、yahooに載っていない間道が表示されるメリットがあり、google、yahooには地形図にない店舗や施設が表示されるので、両方を組み合わせれば便利に使えます 
  
地形図       →google mapに切り替え   →航空写真に切り替え
 
  
google map     地形図(←に間道)   ルート作成してナビ実行
 
【地図ロイドのルート作成】
 「ルート作成」機能の「道路に沿うモード」で、出発地→目的地を決めれば走行ルートが作成されます。このルートに通常の追尾機能を重ねて走ることになります(上の右端の画像)。自転車スマホは危ないので、スマホを見る時は停車した方がいいです。標高も取得するので、坂道の確認ができます。

  
トラックログ       保存         標高が分かる
 
ここから登り       トンネルがピーク300m 
 自宅→滝畑ダムで作ってみました。右下の標高グラフで読み取ると、自宅から4kmあたりまで標高差120mの緩い登り、1km弱下って5kmを160m登る全長10kmのコースです。自宅が65m、塩降トンネルの入口付近が313m。標高差250mですから、けっこうシンドイルートです。作成したルートをトラックログとして保存し、走る時に呼び出します。トラックログを表示させ、GPSで追尾して走ればいいわけです。
  最短距離のルートで作成されるので、途中で寄り道をする場合などは2~3回に分けて設定すれば希望のルートが作成できます。急坂を避けるルート設定も出来て(手動)、この辺りは良く出来ています。
  
Mini for Windows           速度         5.0だとロック画面に走行距離が出る
 地図ロイドと山旅ロガーを同時に走らせておけばlogが録れます。gpxを出力すれば、Mini for WindowsでPC上の大きな画面でlogを表示できて便利です。コースから外れると山旅ロガーから警告音を鳴らすこともできるようで、走りスマホは危ないのでこれはいいかもしれません。

 sim無しのXperia arc(SO-01C)を自転車に取り付けています。今のところsim無しで困ることはありませんが、non sim運用の留意点は、wifiでベースになる地図を必要な縮尺でキャッシュとして読み込んでおくこと(表示させればキャッシュとなる)です。これを怠るとキャッシュのない場所の地図が表示できません。
 
 登山用として有名な地図ロイドですが、自転車でも十二分に活用できます。おまけに、5年前のXperiaでここまでできるのですから恐れ入ります、さすがsony!。