引っ越した夢の家”ドリームハウス”は、実は悪夢の家だった、というホラーサスペンスです。
 ウィル(ダニエル・クレイグ)は本を書くため勤めを辞め、妻・リビー(レイチェル・ワイズ)とふたりの娘とともに郊外の家に移り住みます。引っ越し早々、娘のひとりは窓の外に不審人物を認め、ウィルは、地下室に潜り込んだ近所の子供から、この家で起こった事件、妻と幼い二人の娘が夫に殺された事件の話を聞かされます。ウィル一家は殺人事件のあった家に引っ越したことになるます。その事実は、隣家のアン(ナオミ・ワッツ)によっても確認されます。

 家族を殺した前の住人ピーター・ウォードは、証拠不十分と犯行時の心神喪失によって無罪となり、施設に収容されたことが判明。ウィルは、娘が見た不審な人物はこのピーターではないかと考え施設を訪ねます。ピーターの部屋でリビーとふたりの娘の写った写真を見付け確信を深めますが、ピーターは既に施設を退所。ウィルは、消えたピーターの行方を追って、犯行後に彼が収容されていた精神病患者の収容施設を訪ねます。

 ...と、殺人犯の影に脅えるウィル一家のサスペンスですが、それではありきたり。アッと驚くどんでん返しが用意されます。少しだけヒント(笑。

 
 以下ネタバレです。