「13デイズ」つながりで見ました。3時間を超える大作ですが、作り物でない事実の重みに引きづられて最後まで一気に見ました。「JFK」がケネディ暗殺を扱ったものであることは知っていましたが、ニューオリンズの一地方検事が暗殺を暴く訴訟を起こしたことは、で知りませんでした。この映画の主人公でもあるジム・ギャリソンの著書「JFK―ケネディ暗殺犯を追え」を映画化したものです。

 ケネディはテキサスのダラスで殺されたのに、何故ニューオリンズの地方検事なのだ、と思いますね。ケネディ暗殺犯とされるオズワルドは、ジム・ギャリソンの管轄であるニューオリンズで、カストロを支援するビラを撒いてもめるという事件を起こしているわけです(deep southでやりますか?)。ジム・ギャリソンは職務上オズワルドのニューオリンズでの行動を調べると、彼に接触があったフェリーが浮かび、フェリーは暗殺当日テキサスに行ったことが判明します。これは怪しい、というところから始まります。