スマホ（初代Xperia）のカメラ まとめ

　

 

　「スマホ」ネタです。最近Xperia（初代）のカメラが気に入って、散歩に持ち出しています。以前はオリンパスPEN（E-PL1s）を持って散歩していたのですが、最近は手軽なスマホばかりです。

　旧聞ですが、日経（電子版）に「『スマホのカメラ』自由自在」という記事があり、要はカメラが、スマホの通信機能、GPS、アプリと合体すれば...という話です。日経が云う『スマホのカメラ』にはコンデジには無い1)GPS　2)スキャナ　3)カメラアプリ　4)SNSの4つの優位性があるというのです、ナルホド。

　で、私の場合はどうなのかと云うと... 

1)　カメラ　+　GPS

　私の場合Xperiaはお散歩カメラですから、撮影場所を付加する必要がありません。旅行するときはオリンパス・ペンを使いますが、こっちはGPSを積んでいないので写真に位置情報が欲しいときは、「旅レコ」併用です。旅レコと組み合わせると、撮影場所と画像のサムネイルを地図上に表示できます。地図ロイド+山旅ロガーでも同じことができます。スマホは、歩いた軌跡や登頂記念をスクリーンショットする方が多いです。

　

　旅レコ+カメラ

　

登頂記念のスクリーンショット 

 

2)　カメラ　+　スキャナー

　一時、CamScannerとかも入れていたのですが使うシーンがあまりありません。一番活躍しているのは、DoroidBooksと連携したQRコードスキャナー。書名と著者名をいちいち入力しなくていいので、便利です。カメラと通信を君合わせた最もスマホらしい機能だと思います。

　

 

3)　写真アプリ

　FxCameraなどいろいろ試しましたが、使っているのはImageShrinkのみ。写メールする場合、Xperiaの800万画素ではサイズが大きすぎるので縮小しています。PCでも「縮小専用」というのを使ってますが、こういう単機能でシンプルなアプリは手放せません。いろんなフィルターを備えたカメラアプリがありますが、加工はPCに任せたほうが便利ですね。

イメージシュリンク

4)　カメラ　+　SNS

　やはりこれですね。家族や友人とシェアするだけであれば、家のPCでSNSにアップロードしてもいいわけですが、撮ったその場でアップロードできる魅力は大きいかもしれません。私のホームグラウンドの山は、山頂でアンテナが立つので、登ったぞ！と写メールしています。いちおう家族とシェアしていますが、彼彼女らのIT理解度がいまひとつなのであまり活用はされていないようです（笑。

　Google+（picasa）を使ってますが、ネットワーク・ストレイジですね。2048×2048に自動でリサイズされますが、容量無制限ですから有難いです。evernoteを使って画像を取り込むこともできます。

　　

 picasa　　　　　　　　　　　　google+　　　　　　　　　evernote

 

5)　カメラ機能そのもの

　気合の入ったこの一枚を撮るには役不足ですが、記録用としては十分使えそうです。お散歩カメラと、blog用画像の撮影に使っていますが、手軽なため徐々にオリンパス・ペンの出番が減ってきました。

　

私の撮影は、

撮影モード：標準　→シーン認識にするとフォーカスが甘くなるような気がします。フォーカスモードはシングルAFです。最近は手ブレを外してタッチ撮影にしています。

解像度：8M　→つまり最大

シーン：ほぼ標準に固定　→標準を選ぶと、フォーカスモードがONになりマクロが使えます。

露出補正：たまに使います。+１、－1程度。

詳細設定：デフォルト。

手ブレ補正：Xperiaシャッターは固いのonのしていますが、　↓のように画質に影響が出ます。

その他：私のXperiaはX10ですから、シャッター音はミュートで消せます（笑。

①撮影データ

　picasaから読めます。XperiaはF2.8のようで（常に開放）、撮影条件によって、シャッター・スピードとISOが変化します。

 

　

②オリンパスPENとの差

PENは標準ズーム（14-48mm）です

 

　Ｘｐｅｒｉａ　↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オリンパスPEN　14mm 　↓

　

 

画質ですが、当たり前と云えば当たり前ですが、この程度の差がつきます（Ｘｐｅｒｉａの方はピントが甘いかもしれません）。

　

元の画像から切り出すと　↓　の様に差が出ます。 

　

 

 

③マクロ

　10cm程度までは寄れます。マクロでは比較的ピントが合わせやすいです。

　

　←　8cmまで寄れました

 

　

　Ｘｐｅｒｉａ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オリンパスPEN

　penは14mmでギリギリこの辺りです。 

 

④ズーム

　当然電子式です。写真をトリミングしていると考えればいいのでしょうね。ズーム最大の50%程度であれば何とか使えます。普通に撮ってPCで加工したほうが画像はきれいかなと試してみました　⇒　同程度です。

 

　
　ズーム無し　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　50%程度
　

　80%程度　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　PCでトリミング（変わりません）

⑤手ブレ補正

　ONにするとISOの感度が上がり　→　シャッタースピードが速くなって手ブレを防止する仕組みのようです。手ブレOFFの方が画質はだいぶ上です。Ｘｐｅｒｉａのカメラボタンは固いので、タッチ撮影を使うとブレません。但し、マクロではこのタッチ撮影は残念ながら使えません。

 

手ぶれ補正ON　↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　手ぶれ補正OFF ↓（タッチ撮影）
　　　　

ONの方はソフトフォーカスがかかったような画像で。
　

1/33秒　ISO200　　　　　　　　　　　　　　　　　1/17秒　ISO100
拡大するとよく分かります。ISO100と200でこれほどの差は出ないと思います。「手ブレ防止」の専用アプリが動いていそうです。

　

1/606秒　ISO100　　　　　　　　　　　　　　　　1/299秒　ISO50

　

OFF　　　　　　　　　　　　　　ON 　　　　　　　　　最近の一枚

 

　ONもOFFもあまり違いません。拡大すると　↑の様になります。バス停の文字はほとんど同じですが、背景の葉っぱに違いが出ます。と云うことは、やはり『手ブレ防止』は外した方がいいでしょう。 

　シーンモード、ホワイトバランスなどの比較が残りました。今度試してみます。