メル・ギブソンが世に出た映画です。30年ぶりに見ましたが、十分に見れます。単純なストーリーと過激なアクションという組み合わせだから30年経っても楽しんで見ることが出来るんでしょう。

 (1)の方は、暴走族に子供を殺された交通警官?の復讐物語ですが、だだっ広いオーストラリアの道路で繰り広げられるオートバイと車のカーチェイスとクラッシュが見ものです。
 冒頭からスピード感にあふれています。“オレはナイトライダーだ!オレの車はターボ付きの自殺専用車だ!”とか何とか言ってパトカーを振りきって走る暴走車、この暴走車を追う警察官マックス(メル・ギブソン)。ナイトライダーは運転を誤って大型トラックにぶつかって爆発大炎上、なかなか壮観です。
 引き続きナイトライダーの仲間が登場します。トーカッターを首領とする暴走族で、バイクに乗るアナーキーな連中です。オーストラリア⇒バイクというと、あの『世界最速のインディアン』を思い出します。『インディアン』のバイクはアメリカ製でしたが、コッチは日本製のカワサキ、ホンダ。トーカッター一味がバイクに乗って好き放題。挙げ句の果てにマックスの同僚や幼い子供を轢き殺し、奥さんに重傷を負わせます。マックスの怒り爆発→暴走族をやっつけてスカッとさせてくれます。
 馬を車とバイクに乗り換えた西部劇です。