チェ・ゲバラの伝記映画です。「グラマン号」によるキューバ上陸(1956)からハバナ制圧(1959)までを描いています。ボリビアで暗殺(1967)されるまでを描いた第二部『チェ 39歳 別れの手紙』があるようです。

 「革命」という言葉は、ITとセットでしか使われなくなった21世紀に、何故ゲバラなんでしょう。ゲバラの肖像がプリントされたTシャツがありましたが、かつてゲバラは革命のカリスマで、世界中の若者に圧倒的支持を受けていました。何故支持されたかと云うと、政治の世界に身を置かず武装革命一筋だったこと、キューバ革命成功後、新たな革命を求めて中南米ボリビアに渡り39才で暗殺されていることでしょう。夭逝した革命家、これが人気の秘密だと思います。