監督の名前だけで借りてきました。ジャン=ジャック・アノーは、『薔薇の名前』『セブン・イヤーズ・イン・チベット』『スターリングラード』と重厚でドラマのある映画の制作者です。今回はどうかというと、これが「虎」です。『トゥー・ブラザーズ』というのは、虎の兄弟の物語です。この監督は、『子熊物語』とかいう動物映画を撮っていますから、異例というわけでもなさそう。さらに、舞台がインドシナですから、『セブン・イヤーズ・イン・チベット』の雰囲気もあり、これはやはりジャン=ジャック・アノーです。