タイトルから『ヒトラー 最期の12日間』のようなシリアスなドラマを期待したのですが、なんとコメディです。ヒトラーの喜劇というと、チャップリンの『独裁者』がありますが、あれは風刺、こちらはコメディです。21世紀になると、ヒトラーもコメディになるのですか?、複雑な気持ちです。もっとも、ヒトラーが現代によみがえったらという風刺小説(帰ってきたヒトラー)が、ドイツでベストセラーになっているらしいですから、不思議でもなんでもなさそうです。