何処で読んだのか覚えていないのですが、日本軍の暗号通信に「鹿児島弁」、それも日本人でも容易に理解できない「薩隅方言」を使用する話がありました。タイトルの『ウインドトーカーズ』とはコレで、アメリカ・インディアンのナバホ族の言葉で通信する言わば「人間暗号機」の物語です(コードトーカーと言うらしいです)。「暗号機」ですから、戦場でこれが壊れないように守る兵士が付きます。コードトーカーと彼を守る兵士の話しです。