「28日後...」がそこそこ面白かったので、「28週後」も借りてきました。28週間も経つと、イギリス全土のウィルス感染者も「餓死」(と映画では言ってますが?)、NATO軍がロンドンの1部で帰国者を受け入れているという情況です。そんなにうまくいくわけが無いので、感染者はしっかり生き残っています。
 帰国者の姉弟が登場します。この姉弟が、母親の写真を取りに自宅に戻り、死んだと思った母親を発見します。母親は、感染者ではなく保菌者として生き残っていたわけです。遺伝子か何かの関係で発病しなかったかったと説明されます。この母親が「28週後...」を成立させるkeyですね(感染者が人間を襲わないと映画として成立しないから...)。
 もうひとり、この姉弟の非感染者の父親(ロバート・カーライル)がいます。妻が助かったうれしさで、妻にkissするわけですがこれが引き金、父親は見事感染し恐怖のゾンビ(ではないのですが、テキトーな呼び名がないので)に変身します。潜伏期間は無いのか、とツッコミを入れたくなるほど、簡単に発病します(笑。この父親を感染源に、ウィルスはまたも猛威を振るい安全だったロンドンにゾンビが跳梁跋扈します。