「インソムニア」つながり(ロビン・ウィリアムズが出ている)で見ました。
 オープニングの音楽が、ビートルズの “When I'm Sixty-four” で、思わず手を叩いてしまいます(歳がバレます)。おまけにヒューム・クローニンとジェシカ・タンディが出ていて、封切りは何時だと思ったら1982年で原作は1978年の刊行です。残念ながらジョン・アーヴィングの原作は読んでいません。

 (原作がそうなんでしょうが)かなりヘンな映画です。主人公T.S.ガープ(ロビン・ウィリアムズ )の生まれてから三十数歳までの人生をたどることで、その時代時代のアメリカを浮かび上がらせようという仕組みかとも思うのですが、何しろ原作がブンガクですから、一筋縄ではいきません。同じジョン・アーヴィングのサイダーハウス・ルール」もヘンな映画でした。