F.ZUIKO 50mm レンズの分解掃除

　

　レンズの曇りが気になったので、OM1の標準レンズ（F・ZUIKO 50mm F1.8）を分解してみました。検索するといろいろヒットします。特殊な器具が要るようですが、用意したのは、↑　とドライバー、レンズ清掃用に消毒用アルコール、そして「右手」だけ。↑　は、厚手のゴムの板です。F・ZUIKO 50mmと刻印のあるプラスチックの化粧リングを外すために使います。椅子の脚のゴムカバーなんかも使えるそうです。画像のように、強く押し込んで廻せば外れます。

　まず、前面から取りかかります。

　

　プラスチックのリングが外れるとリングが次々外れます。この時、金属製のリングと本体の間にある小さなベアリングを無くさないようにします。ベアリングは、絞りリングのストッパーの役目をしています。

　

　レンズはネジになっていますから、指の爪を立てて外しました。試みる方は、親指と中指の爪が伸びてからやって下さい（笑。 背面は3個のネジを外すだけです。このレンズが堅くて外れなかったので、今回はここまで。

 

　後はアルコールで拭いて組み立て。組み立ては分解の逆に行けばいいのですが、 絞りをF16か解放にして、絞りを動かすレバーを合わせるように組み立てます。右の画像の、金属の突起物の雄と雌をかみ合わせるようにすればOKかと。前面もこの絞りレバーの組み合わせがありますが、要領は同じです。

 

　で、E-PL1sに付けて試写です。 曇りが取れたかどうかは？、まぁ所詮は自己満足の世界です。

　

　

【追記】

　組み立ての詳しいサイト　→　こちらのこちら。