最近あまり話題とならないケビン・コスナーですが、個人的にはけっこう好きで、『フィールド・オブ・ドリームス』や『パーフェクト・ワールド』は傑作だと思っています。製作、監督業では、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』でオスカーを獲ったのが1990年、その後『ワイアット・アープ』『ウォーターワールド』で失敗し『ワイルド・レンジ』で復活するかに見えたのですが、その後低迷が続いているようです。駄作と言われる『ウォーターワールド』ですが、SFアクション映画としてはいい線いっていると思うのですがね。
 で、『ウォーターワールド』と並ぶケビン・コスナーの失敗作(といわれる)『ワイアット・アープ』が放映されていたので見てみました。ワイアット・アープは、『荒野の決闘』を始めとして何本も映画化されています。西部劇の定番みたいなものですからいろんな角度で描くことが可能で、ケビン・コスナー版ワイアット・アープは如何に?というわけです。