映画 ナイトミュージアム2(2009米) [日記(2010)]
《2》は面白くないという見本のような映画です。『ナイトミュージアム』は、夜になると博物館の展示物が動き出すという、子供時代に誰もが想像した夢を映画化してヒットしました。同じ発想を2度使っても、新鮮味はなく面白くも何ともありません。
一応スケールアップしてます。今度は、全部見るには何日もかかるというスミソニアン博物館が舞台です。ロケットや飛行機の展示があるので、これが飛ぶんだろうなと想像していたのですが、案の定です(ロケットは飛びませんでしたが)。展示の絵の中に紛れ込むという趣向が面白かった程度です(《1》にもありましたっけ?)。
今回もまた、エジプト石版か何かの魔力で展示物が動き出し、エジプトの悪王が黄泉の国から軍団を呼び出して・・・この悪王に味方するのがイワン雷帝やアル・カポネ、ナポレオンとまぁドタバタです。これを阻止するのが《1》に引き続きベン・スティラーで、女性として初めての大西洋単独横断飛行したアメリア・イアハート(エイミー・アダムス)がお色気を添えます。最後はメデタシめでたしです。
ナイトホークス WWⅡ終戦の写真(この中に入ります)
エドワード・ホッパー の『ナイトホークス』がチラっと出て来ますが、絵の中の人物が全員立ち上がってこちらを見ている凝りようには、思わずニンマリしました。
こちらがホンモノ
監督:ショーン・レヴィ
出演:
ベン・スティラー
ロビン・ウィリアムズ
エイミー・アダムス
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