爆撃機 B-17F 搭載無線機 [日記(2010)]
BC-375 ARC-5
ここからはマニアックです。
BC348はこちらに詳しい解説があります。航空機搭載のため筐体がアルミで出来ており、35.5ポンド(16kg)と軽かったようです。同じ海軍の受信機にBC342というのがありますが、ウン十年前こちらは触ったことがあります。両方とも時々オークションで見かけますが、機会があれば手に入れたいものです。
・シングルスーパーヘテロダイン方式(高二中三) 8球+ダイナモ(56W)
・受信周波数:200~500kHz、1.5~18.0MHz 中間周演数 915kHz
・受信周波数:200~500kHz、1.5~18.0MHz 中間周演数 915kHz
【BC375 送信機】
真空管211を使った電信電話送信機です。左下の取っ手の付いた部分が(たぶん)プラグイン式のチューニングユニットです。
・送信周波数:200~500kHz、1.5~12.5MHz
・出力:40W~70w
【SCR-274N】
3台の受信機(高1中1) 2台の送信機
BC453A(190~550kc) BC457A(4.0~5.3Mc)
BC454A(3.0~6.0Mc) BC458A(5.3~7.0MC)457と選択
BC455A(6.0~9.0Mc) BC459A(7.0~9.1Mc)
2台の送信機3台の受信機をつなぐようです。
【B-17の無線室】
左にBC348、通路をはさんだ右がSCR-274Nシステム。通信士は、BC348のあるテーブルが待機場所です。左の写真の反対側にBC375の送信機群があります。右下がBC375、その上がアンテナカプラ、通路の左にチューニングユニットが積んであります。
おぼろげながら、理解できました。撮影には本物のB-17が使われているので、搭載無線機も正確に描かれています。
コメント 0