柿 [日記(2005)]
暑い暑い!おかげで柿が順調に育っている。柿は多い年は100個以上採れる。子供が植えた実生の渋柿であるが、毎年これを干し柿にし鏡餅のお飾りにしている。結構食べることが出来る。
柿が育つのは嬉しいことだが、困るのはこの柿の木にクマゼミが留まり朝早くから鳴くことである。朝寝坊が出来ない。今日などは5匹ほど来て大合唱!私の子供の頃はセミと云えばアブラゼミが多く、クマゼミは貴重品であった。クマゼミを虫かごに入れていることはステイタスであったが、今やクマゼミの価値は暴落か。大阪府ではアブラゼミ:クマゼミの比率は4:6らしい。クマゼミは気温が高い地域に生息するらしいが、これほどクマゼミが増えるということは、温暖化がすすんでいる証拠らしい。クマゼミは大体午前中に鳴き、午後になると何処へ行ったのか静かになる、せめてもの救いである。
クマゼミの政権交代 →http://mytown.asahi.com/osaka/news02.asp?kiji=1183
きのう1日、比叡山にある「カブトムシの家」へ行ってきました。カブトムシはともかくとして、休憩所で休んでいると、木立の中から「カナカナカナ」という澄んだ鳴き声が。いい音色だなぁと耳をすませていると、隣に座った若い子供連れの夫婦、奥さんがご主人に「この声はなんというセミ?」。するとご主人が答えて曰く「おまえ、俺に恥じかかすなよ!こんな声、セミのはずないやろ!鳥の声に決まってるやんか!」
おいおい、恥かいているのはオマエやろ!多分、クマゼミとかアブラゼミの鳴き声しか聞いたことがないのでしょうね。可哀想な気がします。この先、日本人はどうなってしまうのだろうかという恐れもあります。
それにしても、蜩の鳴き声を久しぶりに聞きました。昔、故郷の川で遊び疲れた頃、山間に蜩の声がこだますると、ああ、もう家へ帰らなくてはと思わされ、子供心に「もののあわれ」を感じさせられたものでした。
by daruma3 (2005-08-01 22:33)
ヒグラシのカナカナと鳴くのは、ナカナカ聞けませんね。私はその日暮らしです。クマゼミは傍若無人に鳴きます、最近そういう人が増えて困ります。
by べっちゃん (2005-08-02 00:08)