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野尻抱介 太陽の簒奪者 [日記(2007)]

太陽の簒奪者 (ハヤカワJA)

太陽の簒奪者 (ハヤカワJA)

  • 作者: 野尻 抱介
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2005/03/24
  • メディア: 文庫


 SFです。昔NHKのラジオドラマで放送されていたような記憶があります。SFを読むのは十数年ぶり、ひょっとしたら20年以上読んでないかも知れません。ずっと歴史小説やミステリーやら、ちまちまとした人間の営みを追いかけてきましが、いきなり水星に巨大建造物が発見されるという導入に度肝を抜かれます。その建造物は水星の直径の3倍あり、成長して太陽を取り巻く直径8千万kmのリングが出現するのですから、破天荒です。異星人が送り込んだと考えられる、ナノテクノロジーによって作られこのリングは、自己増殖して巨大化します。日照量が減少することにより地球に壊滅的な影響を及ぼすことがやがて判明します。太陽の簒奪者の所以です。

 異星人、地球防衛軍、水星へリングを破壊にゆく決死隊?スペースオペラです。これは前哨戦で、このSF面白いのは、異星人との出会い、いわゆるファーストコンタクトをテーマにしていることです。ミステリーの犯人探し同様、どんなファーストコンタクトがありどんな異星人が現れるのかドキドキハラハラです。

 後は読んでのお楽しみに置いておきます。久々のSFですが、カタカナのオンパレードで正直ついてゆくのが苦しかったです。
SFを読むには体力が要る →☆☆★★★


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