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クロード・ルルーシュ 男と女(1966年仏) [日記(2008)]


男と女 特別版 [DVD]
 この映画を初めて観たのは1969年だっと思います、しかも2回観たような。フランシス・レイの音楽と象徴的な映像、こころよいフランス語の響きに参った思い出があります。 39年振りに観ました。アクションやSFXが全盛昨今ですが、これぞ映画です。 映画としては単純で、子供を寄宿学校に預けている中年の男と女が、子供の面会日の帰途に偶然知り合い恋いに落ちるというラブストーリーです。子供を預けているのですから当然独身で、ふたりとも相手を亡くした心の傷を負っているわけです。男の職業はテストドライバー、女の職業は映画の制作スタッフ。この辺りは当時時代の先端でした。ル・マンとモンテ・カルロの2大レースが登場し、車の爆音とともに二人の恋が進行します。
 映画としては、今となっては古くさく、男の独白など笑ってしまいますが、アヌーク・エーメが、夫を亡くした不安定な中年女性を好演しています。目尻のしわさえその魅力となるほどきれいです。
 名作の必須条件であるラスト・シーンもイイです。
 車が重要な役割を果たしていますが、男が乗る車がフォード・ムスタングでアメ車です、何で?。カラーとモノクロが使い分けられていますが、監督の意図がいまひとつ分かりません。この2点が謎です。『男と女Ⅱ』もあるそうなので是非観てみたいですね。
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