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映画 アイ アム レジェンド(2007年米) [日記(2008)]


アイ・アム・レジェンド 特別版(2枚組)

アイ・アム・レジェンド 特別版(2枚組)

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD


 ウィルスで人類が滅亡し、生き残った人間もウィルスで吸血鬼と変異し夜の街を徘徊する。ニューヨークでただひとり生き残った男は犬を友にインパラを狩り、トウモロコシを育て、吸血鬼と戦う・・・こういうの好きです。原作が『縮ゆく人間』のリチャード・マシスン、主演がウィル・スミスですから面白くないわけはありません。
 ウィルスで人類が滅亡というのは『12モンキーズ』もそうですし、SFでよく使う手ですね。日本では小松左京の『復活の日』があります。人類滅亡の後、生き残った人々の苦闘を描いた作品はネビル・シュートの『渚にて』が有名です。両方とも映画の化されています。吸血鬼、これはもう永遠のテーマでしょう。この3つを1本の映画収めるこうなる・・・ちょっと違う?
 【感想】
 人影の消えたNYで、吸血鬼の影に怯えながら犬と暮らすウィル・スミスはよくできていると思います。アスファルトから雑草の生えた無人の5番街を真っ赤なスポーツカーをとばすウィル・スミス、廃墟と化したNYで犬をつれてインパラを狩るウィル・スミス、ビデオショップにマネキンを配置し、何とかかつての日常を再現しようとするウィル・スミス、ひとり生き残った男の孤独を好演しています。犬のサムの演技?も光ります。と云うか、ほとんどウィル・スミスと犬で成り立っている映画ですから、このふたりがまずかったら映画が成り立ちませんね。野菜だけ前足で除けて餌を食べるサムに野菜を食べるよう諭したり、風呂に入れたり、ふたりでランニング・マシンでトレーニングに励んだり、このひとりと一匹の愛情細やかな映像は犬好きには泣けます。
 このアスファルト・ジャングルでの犬と主人公のサバイバルと、吸血鬼が何時出てくるかドキドキしながら見る前半に比べ、題名ともなっているレジェンド(伝説)が描かれる後半は、もう少し工夫があってもいいと思うのですが。アメリカ映画ですね。
 netではいろいろ悪口も書かれているようですが、個人的には楽しめました。

監督:フランシス・ローレンス
キャスト:
ウィル・スミス
犬・・・笑


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