パンツを脱いだ猿 （W-zero3[es]の無い生活）

代替機種
　標題の通り2年近く活躍してくれた[es]がついに壊れました。ボリュームkeyが効かなくなり、タッチパネルがアウトとなり、ついにマイクがいかれ電話さえ出来なくなりました。PDAの機能はしっかり生き残っています。原因は？ですが、keyボードを開け閉めしている間に（結構ハードに使いましたから）、フレキみたいなものが一部切れたんではないか思うのですが。Palmも2台Keyボード不良で壊し、ザウルスも電源スイッチ不良で没となりましたが、機構的なところは以外と弱いようです。バックアップをとってフルリセットをかけたのですが、タッチパネルで止まりました。タッチパネルが使えないと初期状態には戻せない様です。

　某家電量販店に行くと、2,100円で直るのではないかと、うちではダメなのでウィルコム・カウンターへ行けと云われ行ってきました。親切に対応して頂き、代替機まで貸して頂いたのですが、[es]の無い生活を始めたので少し･･･｡

　私の電脳生活はココもに書いたのですが、毎日使っていた[es]の無い生活は、（電脳）パンツを脱いだ猿状態です。パソコンがあるので、完全にパンツを脱いだわけではないのですが。

(1)電話
　代替機を貸して頂いたこともあるのでこの点は何の不便もありません。ひとつ失敗したのは、電話帳をSIMカードに入れておかなかったことです。主要連絡先を入力し直し、その他の電話番号はOutLookからをプリントして鞄に入れています。

(2)メール
　私の借りた代替機はEメールは使えないと云うことだったので、自宅以外でEメールのチェック出来ず不便です。不安だったのですが、緊急性のあるメールは無いことを実感。意外とどうでもいいような情報を送受信していた様です。

(3)インターネット
仕事中はパソコンで見張ってますからいいのですが、外出中にニュース等を見れないのは寂しいものがあります。プロ野球はオフシーズンですから、まぁいいですがね。株価と為替に一喜一憂しなくていいので、精神衛生上いいかもしれません。

(4)スケジュール
　これは、自宅と職場のOutLookとSyncしていますから何とかなりました。OutLookにデータが入っていなかったら、きっとお手上げ状態でしょうね。アドレス、電話番号、メモ、スケジュールと[es]一本ですから、OutLookにデータが無かったらと思うとはっきり云ってゾッとします。Palm→Zaurus→[es]とOutLookを仲立ちとしてデータを引き継いできたわけですが、今回はつくづくこのSyncの有り難みを感じました。
データが一瞬にして消えて無くなる電脳では、バックアップがいかに重要か、ですね。

(5)メモ（エディタ）
　私の場合、(たとえばID、パスワードなど)保存用データはメモ帳、まとまったメモはエディタで取りテキスト保存しています。メモ帳はOutLookにあるためで何とかなったのですが、書きかけのテキストは、マイクロSD　→　パソコンで取り込みました。
　思いつきやblog等の下書きは殆どエディタで書きますが、これが出来ないのは不便です。（思いつきの）アイデアなぞ、その場でメモを取らないと消えてしまいますから。私のblogのメインは読書感想文なのですが、これも読みながらメモをとることが多いのですがこれが出来ません。まぁその分読む方に集中できるという利点はあります。


(6)辞書
　EBpocketで広辞苑と英辞郎を使っていますが、完全にアウトです。通勤電車で（めったに無いが）英文を読むとき、読書で不明な単語に出会ったときに不自由します。

(7)その他
・時刻表（NextTrain）：朝の通勤電車は決まっているし、帰りの電車も10分に1本あるので、そう不便は感じません。
・天気予報(UKtenki)：UKtenkiを入れて便利に使っていますが、これが無いのは（実用上役に立っているかどうかは別にして）淋しい限りです。

　[es]の中身はSDカードにバックアップしていますし、追加情報はOutLookで保持していますから、[es]が直った時のタイムラグは克服できると思います。残るのは[es]を使えなかった期間のロス（不便）だけです。このリスク回避のためには、バックアップ用の[es]をもう一台持つか、壊れたら即機種変更するかです。機種変更って以外と高価、アドエス機種変で5万円です。5万出すならモバイルパソコンが買えます。昨今の携帯は最早電話機なのではなくパソコンなのでしょうね。