2011年の読書 目次 [日記(2011)]
古本漁りはやめられません!
◆ 2011年 読了 ◆
《12月》 3冊累計44冊
⇒ミステリのジャンルからは外れますが、5人の婦人警官を描いたジェンダーの物語。
⇒日本国に棄てられた南米移民の復讐物語。大藪春彦+船戸与一÷2。
・12月10日 海音寺潮五郎 史伝 西郷隆盛 ★★★
⇒西郷と同郷の作家によるエッセイ。西郷家の来歴から奄美大島潜居までを扱っています。
・11月28日 小川洋子 猫を抱いて象と泳ぐ ★★★
⇒小説家の舞台裏のような小説です。テーマはチェス。
・11月23日 グレアム・グリーン 情事の終わり ★★★★
⇒ちょっとミステリアスな恋愛小説として読みました。訳文が古色蒼然。
⇒ちょっとミステリアスな恋愛小説として読みました。訳文が古色蒼然。
《10月》 3冊累計39冊
・10月23日 高野和明 ジェノサイド ★★★★
⇒面白いです、憂さ晴らしにはもってこい。
・10月22日 ボストン・テラン 音もなく少女は ★★★
⇒2010年このミス第2位です。ミステリではないですね、どっちかと云うとノワール、でもないか。
・10月15日 マイケル・ギルバート 捕虜収容所の死 ★★★
《9月》4冊36冊
・09月10日 司馬遼太郎 街道をゆく8 熊野・古座街道
・09月09日 辻原登 許されざる者(上下) ★★★
⇒和歌山・新宮を舞台に、大逆事件に連座した医師・ 大石誠之助の物語です。
・09月05日 司馬遼太郎 尻啖え孫市 ★★★★
⇒発表から約四半世紀経っていますが、今読んでも面白いです。
《8月》5冊 累計32冊
・08月28日 和田竜 のぼうの城 ★★
⇒「でくのぼう」の城代が、お家の危機に立ち上がります。
・08月26日 中島京子 イトウの恋 ★★★
⇒明治11年、日本の奥地を探検した英国人女性と日本人通訳の、あったかもしれない恋。
・08月21日 神坂次郎 元禄御畳奉行の日記 ★★★
⇒サラリーマンの眼に映った元禄時代とは?
・08月20日 青木冨貴子 ライカでグッドバイ カメラマン沢田教一が撃たれた日 ★★★
⇒ピューリッツァー賞を受賞したカメラマンの、ファインダーのこちら側の世界。
・08月10日 神坂次郎 熊野まんだら街道 熊野路を往く ★★★★
・08月05日 神坂次郎 熊野まんだら街道 泉州から紀州へ ★★★★
⇒3頁の紀行文が158編。熊野古道散策の絶好の道案内かも?
《7月》4タイトル5冊 累計27冊
・07月27日 アゴタ・クリストフ ふたりの証拠 ★★★
⇒「悪童日記」の続編です。
・07月21日 浅田次郎 椿山課長の七日間 ★★★★
⇒あの世から舞い戻ったサラリーマンの七日間、 浅田人情噺です。
・07月19日 ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト MORSE-モールス-上下 ★★
⇒ヴァンパイアの少女と少年のロマンスですが・・・
・07月01日 山本兼一 利休にたずねよ ★★★★★
⇒利休vs.秀吉の心理的葛藤に利休の恋がからみ、面白さ抜群です。
《6月》5タイトル7冊 累計22冊・・・週1冊のペースを割り込んでます
・06月30日 村上春樹 神の子どもたちはみな踊る ★★★
・06月24日 アゴタ・クリストフ 悪童日記 ★★★
⇒ハンガリー疎開児童の“悪童日記”です、面白い!
・06月22日 浅田次郎 中原の虹(3)(4)★★★
・06月10日 打海文三 裸者と裸者(上下)★★★
・06月02日 デイヴィッド・グターソン 殺人容疑 ★★★★
⇒WWⅡの米国の日系人排斥運動に起因する1954年の殺人事件の謎を解くミステリー、法廷ドラマです。
《5月》2冊累計15冊・・・ぜんぜん読めてません
・05月10日 船戸与一 満州国演義6 大地の牙 ★★★
⇒ちょっとマンネリ。
・05月02日 浅田次郎 中原の虹(2)★★★
《4月》 4冊累計13冊・・・やっとカラマーゾフ読了
・04月27日 浅田次郎 中原の虹(1)★★★
⇒『蒼穹の昴』の続編。
・04月26日 ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟(4)(5)
《3月》 2冊累計9冊・・・カラマーゾフで難渋
・03月29日 ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟(2) 大審問官2
・03月20日 ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟(2) 大審問官
・03月11日 ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟(2)-1
・03月04日 ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟(1)
⇒★など付けることが不遜な大ブンガクです
《2月》 4冊累計7冊・・・ぜんぜん読めてません(>_<)
・02月19日 小川洋子 薬指の標本 ★★★★
⇒わずか90頁の夢と幻想と怪奇の世界です。フランスで映画化されました。
・02月17日 古川日出男 ベルカ、吠えないのか?★★★
⇒キスカで遺棄された4匹の犬とソビエト宇宙犬が交差する犬達の系譜、うぉん。
・02月12日 村上 龍 歌うクジラ 下★★★
・02月10日 角田房子 悲しみの島 サハリン ★★★
⇒サハリン(樺太)未帰還朝鮮人労働者の帰国を描いたノンフィクション。
《1月》 3冊
・01月28日 村上 龍 歌うクジラ 上 ★★★
・01月21日 北尾トロ 裁判長!ここは懲役4年でどうですか★★
⇒怪しい裁判傍聴記です。
・01月21日 梯久美子 散るぞ悲しき ★★★
⇒硫黄島の指揮官・栗林忠道を描いたノンフィクションです。
当てにならない個人的な評価
★★★★★=絶対のおすすめ。
★★★★ =おすすめ。
★★★ =読んで損は無い。
★★ =好みに合わない。
★ =(私にとっては)理解不能。
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★★★★ =おすすめ。
★★★ =読んで損は無い。
★★ =好みに合わない。
★ =(私にとっては)理解不能。
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