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映画 ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011米) [日記(2013)]

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル [DVD]
 こういう映画は気楽に見ることが出来ていいです。シリーズ4作目だそうですが、1~3を見ていなくても、アクション主体でストーリーは単純ですから困りません。但し、見た→面白かった以外に感想の書きようがありません。
 『ミッション:インポッシブル』は、私の世代にはTVドラマ『スパイ大作戦』でお馴染みです。テーマ曲も同じで、懐かしかったです。余談ですが、主演のピーター・グレイブスは『第十七捕虜収容所』で若いころの姿に出会えます。

 プロトコルはPC用語で「手順」ですから、ゴースト・プロトコルは「幽霊手順」?。検索すると、例の「あんたが失敗しても当局は感知しない」とかいう有名なセリフのことらしいです。

 『スパイ大作戦』は、4~5人のプロフェッショナルで不可能とおもわれる作戦を遂行するエージェントのドラマでした。映画の方も、トム・クルーズをリーダーに、女性エージェントのポーラ・パットン、エレクトロニクスのプロ、サイモン・ペグの3人のチーム。これに分析官ジェレミー・レナーが加わります。
 
 ストーリーの方は、スェーデンのマッド・サイエンティストが仕組んだ核戦争を間一髪で止めると云うお伽話です。面白かったのは機密情報の売買、
 機密書類(核ミサイルの発射コード)とダイヤモンドというこの取引を、売り手と買い手をそっくり2組用意して他人の褌で相撲を取ります。どういうことかと言うと、
実際の取引は、 売り手とマッド・サイエンティストで、これにトム・クルーズチームが割って入ります。
第1組:売り手は実際の機密書類の持ち主、買い手にトム・クルーズとジェレミー・レナーが化けます
第2組:売り手にポーラ・パットンが化け、買い手は当のマッド・サイエンティスト(の配下)

 この2組が、ドバイの高層ホテルの118階と119階で同じ時刻に取引をします。まず、ジェレミー・レナーが書類の真贋を確かめるために目を通すわけですが、この時コンタクト・レンズに仕込まれたスキャナが書類をスキャンしてポーラ・パットンの元にプリントアウトされます。ポーラ・パットンは、これをマッド・サイエンティストに渡してダイヤを受け取ります。このダイヤをボーイに化けたサイモン・ペグがトム・クルーの元に運び、売り手の手に渡って万事終了。トム・クルーズは機密書類(コピー)を入手します。

 売り手 →書類 →トム・クルーズ →ダイヤ →売り手

 《書類はスキャンして無線で移動、ダイヤはサイモン・ペグが運ぶ》

 買い手 →ダイヤ → ポーラ・パットン→書類 →買い手

 敵側の書類とダイヤを利用して機密書類を盗み取ろうという作戦です。ITが発達した現代版『スパイ大作戦』の真骨頂でしょうか。まぁこんなスキャナは未だ無いのでしょう。

 トム・クルーズがサーバー室に侵入するために高層ビルの窓をスパイダーマンの様に移動したり、ラストの大駐車場のトランク争奪など「手に汗を握る」シーン満載で、楽しめます。トム・クルーズとジェレミー・レナーの過去が明かされたり、トム・クルーズがソ連の監獄に入っていた背景が説明され、まぁ面白いです。

 敵役に「ミレニアム」スエーデン版でミカエルを演じたミカエル・ニクヴィストが起用されています。「ミレニアム」米版は面白くなかったですね。スエーデン版のミカエル・ニクヴィストはどうだったのか気になります。

監督:ブラッド・バード
出演:トム・クルーズ ポーラ・パットン サイモン・ペグ ジェレミー・レナー

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miyukimono

『ミッション:インポッシブル』面白かったですね♪
窓を移動するシーン、どきどきしました♪( ̄▽ ̄)ノ″
by miyukimono (2013-02-02 20:49) 

べっちゃん

そう、ドキドキしました。こういう映画を肴にお酒を飲む土曜の午後は最高です。
by べっちゃん (2013-02-03 09:34) 

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